こうした話は、これまでにも様々な宗教やスピリチュアルな教えや、様々な昔からの伝統や慣習のような形で聞いたことがある人は多いとは思うのですが、ただ、たいていの現代人の場合には、「いや、これは科学では証明できない、ただの馬鹿話だから」とか、「これは古くから伝わる、ただの迷信だから」などというような感じで、そうした古くから伝わる宗教やスピリチュアルな教えや、地方の伝統や慣習のような内容と、現代の社会的な常識や科学的な考え方とを比較して、「なんだか、ちょっと面倒臭いし、訳わからない習慣なんだけど、これって本当に意味あるのかな？」などといぶかってみたり、また、「さて、この昔からの伝統や習慣をそのまま続けるか、それとも思い切って、もうやめてしまおうか？」とか、「最近は、この昔からの習慣はやらない人も多いみたいだけど、何となく自分には、とても大切なことのように思えるので、やっぱり続けることにしよう」などというように個人の決断として、あるいは、家族や友人や仲間内の話し合いの結果として、いろいろな判断をしているのではないか、と思われます。
さらに現代であると、少し前の時代には、せいぜい家族や身近な人しか教えてくれなかった、かなり専門的な宗教やスピリチュアルの知恵のようなものを、普通の人でも簡単にわかるような言葉で、様々な例や体験談も交えながら、具体的に教えてくれるような人々もいるので、そうすると、はっきり言うと現代という時代は、昔からの宗教的な伝統や慣習のような決まりごとと、それぞれの人が、自分自身で感じたり、考えたり、新しく学んだりした内容とを比較して、少しずつ、より現代的な形で無理なく、効果が高いようにアレンジを加えていったり、また、それほど厳かに考える必要のないようなことは、もう単純にやめてしまったり、あるいは、みんなで楽しむ娯楽やスポーツや趣味のような扱いに変えていってしまったりしているわけです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2020年2月3日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 神道 / 科学、テクノロジー / 自然、生命
