ただし、みなさんもよくご存知のように近現代に入ると、学問や科学の進歩によって、そうした迷信じみた考え方は、かなり薄くなってきたようなところがあるのですが、それは、そうした古来から続くアニミズム的な迷信的な概念を、かなり強く打ち破るような非常に強力な霊的なパワーによって、地球規模、宇宙規模で、非常に強い霊的な浄化や統合が進んできたようなところがあったからなのです。
※前にも述べましたが、地球と宇宙とでは、時間的な因果関係が多少ずれていたようなところがあるので、基本的に宇宙の場合、地球から遠ければ遠いほど、ひな形的な原理によって、地球で起きた出来事と非常によく似たような出来事は、だんだん大昔の時代に起きることになっていたようです。
そうした非常に強い霊的なパワーによる地球規模、宇宙規模の霊的な浄化や統合を、私の文章では、「アセンション」という言葉で説明しているのですが、要するに近現代以前の時代には、単なる迷信や盲信というよりも、その時代の多くの人々の知識や経験則として、「こういう縁起担ぎをすると、なぜか、うまく行くことが多い」とか、「これをちゃんとやっていないと、大変な災いが起きることがある」などというような感じで、かなり強く信じられていた、というか、恐れられていた、そうした宇宙的、あるいは、異次元的な影響が、特にここ数百年のうちにかなり弱められてきたようなところがあったのです。
ですので、そうした宇宙的、異次元的な変化の結果、現在の地球では、ほんの一昔前まで国や地域によっては、多くの人々から、かなり強く恐れられていた迷信や盲信のような考え方を捨てて、新しい現代的な文明のあり方や生活の仕方を選べるようになってきたのではないか、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2020年1月23日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 中国思想 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 社会、文化 / 神道