二つめは、今述べたような非常に明るい楽しい印象の自然の風景とはかなり違って、少し暗いこもった感じで、とにかく次から次へと、あっと驚くような様々な出来事が起き続けているような異次元世界があるのですが、おそらく、この異次元世界は、これまでの私の文章の説明だと、四次元以下の「幽界」と呼ばれる異次元世界に当たるのではないか、と思われます。
この異次元世界では、その時々の自分がやりたいことを体験していることもあれば、その時々の自分としては、全くやりたくないことばかり体験していることもあるのですが、要するにこの異次元世界では、自分や、自分が関係する様々な人々や生き物達の心の奥の様々な願望や恐怖心のようなものが（この世の存在達ばかりでなく、霊的な存在達のそうしたものも含めて）、次々とひっきりなしに、かなり複雑に無秩序な感じで絡み合いながら、霊的に現実化し続けているような状況になっているのではないか、と思われます。
それゆえ、この異次元世界での体験は、物質世界での体験に非常に似ているところもあるのですが、ところが後からよく考えてみると、話の前後の脈絡がおかしかったり、空を飛んだり、海や地面に潜ったり、パッと違う場所に移動したり、過去や未来に自由に時間が変わったりすることもあるので、現在のみなさんの感覚だと、睡眠中の夢や（夢の中で意識がつながって、そうした異次元世界を体験していることもあるようです）、あるいは、ＳＦ映画やアニメを３Ｄで観ているような感覚に非常に近いのではないか、と思われます。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2019年12月11日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密
