②もし精神的に非常に不安定になってきた場合には、時々、まとまった時間をとって、普段、自分が感じたり、考えたりしていることをそのまま書き出して、冷静に整理して分析し直すことが大事である
二つめは、これは、かなり難しいかもしれないのですが、こうした感じで精神的に非常に不安定になっているような人の場合には、次から次へと、その人の心の中に「ああしたい」、「これもやってみたい」というような妄想のたぐいの気持ちや、「あれをしてもダメ」、「これをやっても難しい」というような不安や心配事のたぐいの気持ちで心の中がいっぱいになってしまっていることが多いと思うので、できれば、少し冷静に考えられるような、まとまった時間を作って(30分から1時間程度で十分だと思いますが)、そうした一日の中で自分が感じたり、考えたりしていた心の中の思いを、紙に書き出したり、ワープロに起こしたりして、そうした内容の一つ一つについて、自分なりに「これはできるけれども、これは無理だろう」とか、「これは考えても意味がないな」とか、「これは一度、誰かに相談するか、調べ直してみよう」などというように、一度、冷静な自分自身の視点で決裁をつけてみることが大切になります(同じような効果が出るのであれば、他の人にしっかり相談するのもよいと思います)。
はっきり言って、そうした不安定な精神状態になってくると、もう一日中、ほぼ全部、いくら考えても無駄というようなガラクタのような妄想や不安や心配事のたぐいのことを、何度も何度も繰り返し繰り返し考え続けているか、あるいは、「さっき、こう言っていたかと思ったら、次には全然違う、こういうことを言い出している」などというように、前後の関連性のない、行き当たりばったりのその場だけの妄想や不安や心配事のたぐいのことで、ずっと心の中がいっぱいになってしまっていることが多いと思うのですが、こうした状態をそのまま続けていると、精神的にきついだけでなく、食欲がなくなってきたり、眠れなくなってきたりして、だんだん肉体のコンディションも悪くなってゆき、そのうち完全に病気の状態になってしまうこともあるのです。
ですので、こうした精神状態になってきた場合には、少し冷静になって、ゆっくりと考える時間を作って、「日頃、自分は、いったい何を感じ、何を考えているのか」ということを、自分が感じたり、考えたりするままの状態で放っておくのではなく、自分自身の意志で主体的に感じたり、考えたりできるように時々、紙に書き出したり、ワープロに打ち出したりして、自分の意識の中で明確に理解し直した上で、「自分としては、これはこう思うのが適切だろう」とか、「これは考えても意味がないな」などというように、冷静に決裁をつけ直してみることが、とても大切なのではないか、ということです。
Cecye(セスィエ)
2018年9月14日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 現在のアセンションの状況