さらに法律や倫理的な基準に関しては、普通、多くの人々の一般的な考え方としては、何となく、「これは正しいが、これは間違ってる」とか、「これは良いことで、これは悪いこと」などというように、わりと単純な善悪の考え方を持ちやすいようなところがあるのですが、ただ、数十年単位や、数百年単位で見ると、そうした法律の概念や社会の価値観も、かなり大きく変わってゆくことがあるし、また現代の社会では、国民の代表の人々が話し合いながら、その時々の社会の状況に応じて、いろいろな法律を作ったり、変更したり、廃止しているようなところがあるので、できれば、そうした成功し有名になったような人は、その時々の自分の立場として、「ここまではOKだが、これをするとNGになる」というような法律上の明確な基準や、社会的な倫理の基準、あるいは、自分の行動上のかなり明確なボーダーラインというものを時々、その業界の専門家や、身近な信頼できる人などによくよく相談して、自分なりに明確に理解し直すようにしておいた方がよいのではないか、というように思われます。
例えば、身近な例で飲酒を例にあげると、「法律上、20歳以上はお酒はOKだが、飲酒運転だと罰を受けることがあるし、そもそも、そうした飲酒運転で、もし大事故でも起こしてしまったら、もっととんでもないことになる」とか、「普通に個人としてお酒を楽しんでも全く問題ないのだが、飲みすぎて、いろいろと問題を起こすと、その人の立場としては大問題になることもある」などというように、これは、それぞれの人の置かれている立場や状況によって、結構、細かく違っていることが多いのですが、要するに「これはいいけれども、これはダメ」、「ただし、それとほぼ同じような内容であっても、こうすれば、OKだが、こうやると完全にNGになる」などというように法律上の明確な基準や、社会的な倫理の基準、あるいは、自分の行動上の明確なボーダーラインを、それぞれの人が、その時々に置かれている立場や状況ごとに時々、ある程度、はっきりと明確に確認し直しておく必要があるのではないか、と思われます。
※社会では、時々、自分は知らないうちに法律や社会的な倫理のようなものが大きく変わってしまっていることがあるので、こうした内容には非常に注意が必要だと思われます。
Cecye(セスィエ)