三つめは、これは時々、世界中で非常に問題になることも多いようなのですが、実は、大昔に宗教的な戒律でタブーとされたことの大部分は、「ものすごく偉大な神が、絶対の決まりとして定めた」というよりかは、その時代の人々が、現実にとても困ったり、苦しんでいたり、また、その時代の人々の科学レベルではよくわからなかったかもしれないけれども、今日の人間にはある程度、簡単に理解できるようなレベルの様々な社会的な理由や、科学的な理由や、衛生的な理由などによって、そうした時代や地域の神からの啓示や、宗教指導者達の指導で禁止とされたものが、結構たくさんあったようなのです。
こうした内容で、特に現在、宗教的な戒律と、現代人の生活が、わりと簡単にぶつかりやすい分野としては、特に食べ物や生活習慣に関する戒律や、結婚や同性愛などの性的なタブーの問題があるのですが、たいてい、こうした問題は、近現代以前の科学的な知識や衛生観念が足りない時代の人々向けに、その時代の神からの啓示や、宗教指導者達の指導によって、戒律として定められたものも多かったようなので、２１世紀初めの現代人の生活としては、多くの人々が、何らかの病気にかかったり、大怪我をしてしまうとか、よほど肉体的、精神的に堕落してしまうとか、学業や仕事や生活などの面で完全に失敗してしまうとか、その社会全体が完全におかしくなるなどというような状況にでもならない限りは、現代人であれば、本当は、それほど厳しく律しなくてもよいような内容も結構たくさんあったということです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2018年4月19日 9:03 PM, 現在のアセンションの状況 / 結婚、家庭
