さて、再び話を戻しますが、それでは、そうしたレムリアやアトランティスの時代にかなり数多く住んでいた、3〜4メートルぐらいの体の大きな人々は、いったい、どこからやって来たのか、というと、これも説明が少し難しいのですが、彼らは、現在の地球起源の人類とも言えないし、また、そうした外宇宙起源の人類とも言えないというような、少し特殊なルーツを持っていたようです。
それは、いったいどのようなものなのか、というと、要するに現在の地球が成立する以前からあった、「元地球」のような宇宙領域にいた人々が、様々な事情で、いったん、そうした元地球のような宇宙領域から離れて、別の宇宙領域に、かなり長い期間に渡って、移住することになっていたのですが、それが現在から数万年ぐらい昔の太古の時代に、外宇宙のポータルを通って、再び、現在の地球に帰ってきたのです。
そうした意味で、彼らは、「元地球人」のような人々ではあるが、それと同時に、彼らが、再植民してくる以前から、ずっと現在までの地球で、少しずつ進歩し発達してきた、猿人や原人や旧人のような、現在の人間に近い生き物達から見ると、まるで突然、割り入ってきた、よそ者の宇宙人のようにも見えるというような、少し複雑な背景があったようなのです。
ですから、当時の彼らの立場から見ると、彼らが、数万年前の地球に再び帰ってきてみると、以前には、見たことも聞いたことも、触ったこともなかったような、何だか得体のしれない下等な生き物達が、地球中に無秩序に、たくさんいるように思われたので、再び、彼らを中心に、もう一度、もっと高度に進化し、調和した地球の自然の生態系に、なるべく早く整えたい、というような、かなりせっぱ詰まった動機から、そうした彼ら独自の理想や理論に基づいた自然の生態系の大変更を行おうとしていたようなところがあったのですが、ただ、それは、それまで地球の生態系の中で、何万年、何億年かけて、少しずつ進化し発達してきた、その時代の地球の人々や、様々な生き物達にとっては、まるで突然現れた、よそ者達のとんでもない横暴のように見えていたようなところもあった、ということなのです。
※様々な経緯で、現在の地球から離れて、遥か彼方の宇宙の惑星で生活していたが、「もう一度、あの懐かしい故郷の惑星であるテラ(地球)に帰ろう」と決心して、かなり長い宇宙の旅路の果てに、再び、地球に帰ってきた、というような古い魂の記憶を持っている人は、意外と多いのではないでしょうか(何となく、感傷的な気分になりませんか?)。
※「テラ」は、外宇宙でよく呼ばれている地球の名前です。あと、地球を取り囲む宇宙領域や異次元領域のことをすべて含めて、「テラ」と呼ぶこともあります。
Cecye(セスィエ)