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霊界や異次元世界に関する真実の追求について Part 7

②何らかの宗教的な教義や、学問的な立場の範囲内に、必ず収まるようにするための強い作為のある霊界や異次元世界の調査や研究に関しては、真実という面から見ると、どうしても一定の疑問が残ることになる

 二つめは、これは、もっとひどい話になるのですが、そうした個人的な価値観の話ではなくて、場合によっては、どこかの国や団体が、ものすごいお金をかけたり、大勢の人々を集めては、「とにかく、こういう話にしてくれ」とか、「こういう結論は困るから、こういう範囲の話に留めてくれ」などというように、一見、外部的には、かなり客観的、あるいは、学術的にしっかりした調査や研究をやっているような姿勢をとっているにも関わらず、実質の中身は全然違っていて、もう最初の段階から、ある一定の宗教の教義や、学問の立場の範囲内に必ず結論が収まるように、また、そうした結論に、できるだけ高い権威がつくように、様々な調査や研究をやっているようなケースもあるようなのです。

 現在は、昔と違って、そうした霊界や異次元世界の話であっても、一つの国や宗教の間だけでなく、かなり国際的な規模で自由に発表できるようになってきているので、こうした話は多少減ってきているところがあるようなのですが、基本的には、こうした形で、何らかの調査や研究が行われているような場合には、確かに部分的には、正しいことが述べられているのかもしれないのですが、本当にすべて真実であるか否か、というような点から見ると、どうしても一定の疑問が残るのではないか、と思われます。

※ただし、こういう研究や調査の結果が出たが、「これに関しては、◯◯宗や◯◯教の見方では、こういうことです」というように、少し客観的な立場から説明を試みようとするのは、それほど問題ないと思うのですが・・・。

 

③一見、それらしい霊界や異次元世界の調査や研究の体裁になっていたとしても、実際には、どこかの宗教の人集めや、誰かのお金儲けが目的になっている場合にも、真理の探究という観点から見ると、一定の疑問が残ることになる

 三つめは、これも、かなり問題が多いのですが、霊界や異次元世界の調査や研究の形式をとっているけれども、実質、どこかの特定の宗教の人集めや、誰かのお金儲けが目的になっているような場合には、残念ながら、そうした調査や研究において、本当にすべて正しいことを言っているかどうか、ということに関しては、多少、疑問のところがあるということが言えるようです。

 

 霊界や異次元世界に関する真実の追求については、だいたい以上のようなことが言えるのではないか、と思われます。

 

Cecye(セスィエ)

2017年6月21日 9:05 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 科学、テクノロジー



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