②相手の話をよく聞くだけでなく、相手の表情やボディランゲージなどから、相手の気持ちをしっかり読み取ることも大切である
二つめは、これはあまり言われないことが多いのですが、相手の気持ちがよくわからない人というのは、たとえ相手の話はしっかり聞いていたとしても、相手の表情やボディランゲージのようなものは、あまり気にしていないことが多いようなのです。
ですから、そうした人の場合には、相手とのコミュニケーションの際に、単に相手の話を聞くだけではなく、相手の表情や体の動きなどをできるだけよく観察して、「ああ、これはいいと言っているけど、本当はあまり好きじゃないんだな」とか、「これは嫌いであると言っているけれども、本当は結構好きなのかもしれない」とか、あるいは「これは社交上、話に付き合っているだけで、本当は、もうこの話題にはうんざりしているんだな」とか、「この人の様子を観察していると、本当は、こういうことがしたいんじゃないかな」などというように、単に言葉だけの会話ではなく、相手の表情やボディランゲージをよく観察して、できるだけ相手の気持ちをよく理解しながら、コミュニケーションしてゆくことがとても大切なのではないか、と思われます。
Cecye(セスィエ)