５、正しい霊能力かどうかの見分け方について
それから五つめは、これはよく世の中で混乱しがちな内容であるのですが、実は、本当にスピリチュアルなことというのは、例えば、「Ａという霊能者が調べたことも、Ｂという霊能者が調べたことも、それからＣという霊能者が調べたことも、それほど大きな違いがない」などというように、同じ霊的な内容であるならば、完全一致とまではいかなくとも、どの霊能者もほぼ同じような霊的な結論で一致するというような形で、要するにある程度、十分な客観的な整合性が得られるものなのです。
※ただし、霊的な啓示によっては、そうした霊的な啓示を降ろしている霊的存在の意図によって、あえて部分的に少しずつ違った啓示が行われているようなケースもあります（参考１）。
ところが、こうした点について、世間では、いったいどのように見られているのかというと、これがとても不思議で、「Ａという霊能者は◯◯であると言ったが、別のＢという霊能者に聞くと、△△であると言い、それから、さらに別のＣという霊能者に尋ねると、今後は□□であると言った」などというように、時折、かなり大きな違いがあったりすることがあるようなのですが、これに関しては、次のような四つの理由が考えられます。
一つめは、これはとても残念な話になるのですが、巷の霊能者の中には、本当に正しい霊的な真実を知ろうとするような態度ではなく、何らかのその人なりの宗教的信念や霊的な知識や経験のみに基づいて、次々と霊的な鑑定を行ってゆくような人もいるのです。
ですから、こうした人に当たった場合には、残念ながら、本当の霊的な真実とは少し違って、その霊能者が強く信じ込んでいる宗教的信念や霊的な知識や経験に基づいた霊的なイメージやメッセージに、ずっと振り回され続ける可能性があるので、多少注意が必要なところがあるようです（参考２、参考３）。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2016年4月6日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ
