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霊と肉体の意識活動について Part 53

②これまでの時代には、霊的にも、この世的にも、本当に存在しているはずなのに、あたかも存在していないように見える存在や、逆に本当は存在していないはずなのに、あたかも本当に存在しているように見える存在がいた

 二つめは、これはとても不思議な世界の話になってくるのですが、これまでの時代には、霊的に見ても、この世的に見ても、本当に存在しているはずなのに、あたかもまるで存在していないかのように振舞ったり、また周りの人々や生き物たちからも、そのように認識されているような存在や、あるいはその反対に霊的に見ても、この世的に見ても、本当は存在していないはずなのに、あたかもまるで本当に存在しているかのように振舞ったり、また周りの人々や生き物たちからも、そのように認識されているような存在が、結構あちこちにいるようなところがあったということです。

 特に見たり、話したり、触れたりするだけで、わりと明確にいるかいないかがわかるような地上の世界の存在認識と違って、霊界や異次元世界であると、確かに見たり、話したり、触れたりできるにも関わらず、実際には、単なる幻や蜃気楼のような幻影や、誰かが強い思念の力によって創り出した単なるイメージのような存在であることも多かったので、なかなかよくわかりづらいことも非常に多かったようなのですが、実際、そのような形で霊的や異次元世界では、地上の世界とはかなり違って、多くの人々や生き物達は、自分が見たり、話したり、触れたりしているような存在が、本当はいったいどのような存在なのかということを、結構かなり注意しながら生活していることが多かったようです。

 それというのは、そうした霊界や異次元世界の生活では、自分が見たり、話したり、触ったりしているものが、しばらく時間が経つうちに全然違った姿形のものに変化していってしまったり、あるいは忽然と跡形もなく消えていってしまったり、逆に何の前触れもなく、パッと新たに現れてくるようなことが非常に多かったからです。

 ところが霊界や異次元世界で長く暮らしていると、そうした身の回りの様々な生き物や物の存在形式にもだんだん慣れてきて、「ああ、あの人は結構長くこの世界(霊界)にいたけれども、いつの間にかいなくなってしまったから、また地上の世界に生まれ変わったのかな」とか、「ああ、あそこにあった小さな小屋が、いつの間にか大きな邸宅に変わったのは、あそこに住んでいる人の意識の状態がかなり変わったからだろうな」とか、「最近、急に自分の所に訪ねてくる人が増えたのは、多分、霊界や地上の世界のあの出来事の影響だろうな」とか、「この前までとても大切にしていた物がどこかに消えてしまったのは、多分、その本当の持ち主がいて、どこかで気がついたからだろうな」とか、「あの人は、霊界に来たばかりの頃は、とてもひどい人相や身なりの人だったが、その後、精神的にかなり向上したので、最近は、すっかり見違えるくらい素晴らしい人物に見えるようになってきた」などというように、そうした霊界や異次元世界では、それぞれの人間や生き物の精神状態のあり方によって、そこにいる人々や生き物たちの様子や、さらには周りの風景に至るまで、かなり大きく変化していってしまうようなところがあったのです。

 

 続く・・・

 

 追伸

 明日はお休みします。

 

Cecye(セスィエ)

2016年2月12日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命



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