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霊と肉体の意識活動について Part 47

 再び「霊と肉体の意識活動について」の話の続きです。

 

 二つめは、これは少し違った概念になるのですが、実は、こうした生物の体の内部での生命活動のあり方とほとんど同じようなことが、もっとたくさんの数の生命集団の間で行われているようなところがあるということです。

 わりと単純なわかりやすい例としては、例えば、アリやハチの集団としての生命活動があるのですが、要するにそうしたアリやハチの生態では、女王アリや女王バチを中心にたくさんのアリやハチが、大きな巣を作ったり、巣の中の卵や幼虫を世話したり、外部に餌を採りに行ったり、あるいは外部の天敵となっているような生物から巣を守るような集団としての生命活動を営んでいるのですが、要するにこうしたタイプの生命集団というのは、そうした形で最低でも数十とか、もっと多いと数百、数千、数万といった単位で、そうした生物集団に属するそれぞれの生物が最も合理的に分業するような形で、お互いに助け合いながら、一つの生命集団を構成しているわけです。

 ですから、こうした生命集団においても、先ほど述べたような生命のあり方とほぼ同じように、そうした生命集団全体の中で、例えば、ある役割の生物が、何らかの事情でものすごく減ってしまったということであれば、様々な生命の不思議な仕組みによって、そうした役割の生物を増やすような生命の営みが行われたり、また何らかの事情である役割の生物が増えすぎてしまったということであれば、一見その状況だけを見ると残酷に見えないこともないのですが、何らかの方法でそうした役割の生物を減らすような生命の営みが行われることが多いということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2016年2月4日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命



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