Light Symbol

霊と肉体の意識活動について Part 40

 再び「霊と肉体の意識活動について」の話の続きを始めます。

 

 九つめは、これは、どちらかと言うと宗教やスピリチュアリズムの世界で詳しく説明されているような内容になるのですが、この世界に存在しているほぼすべての人間や生き物には、必ず霊的な親、あるいは源、ルーツに当たるような存在がいて、そうした霊的な親、あるいは源のような存在から、常に何らかの形で霊的な光のエネルギーをもらい続けているようなところがあります。

 これは、何らかの宗教やヨガなどで祈りや瞑想をやったことがある人であれば、わりと簡単に理解できると思われるのですが、要するにそうした祈りや瞑想を行うと、普段の生活ではあまり感じられないような非常に精妙な慈愛に満ちた霊的なエネルギーが、自分の心身に流れ込んでくるような超自然的な体験をすることがあるのです。

 つまり人間を初めとするような様々な生き物には、そうした生き物の霊的な親、あるいは源に当たるような霊的な存在が必ずいて、そうしたところから常に絶え間なく無限に近い霊的なエネルギーが供給され続けているようなところがあるのですが、これに関しては、だいたい次のような三つのことが言えます。

 一つめは、これは多少厳しい話になるのですが、まだ現在の地上の世界は、それほど波動的に澄み切った世界であるとは十分に言えないようなところがあるので、こうした霊的な光のエネルギーを十分に受けるためには、どうしても時々、ともすれば非常にすさんで、荒々しい状態になりがちな自分の心身の状態を、できるだけ非常に精妙な波動的に澄んだ状態にする必要があります。

 つまり、これはそれぞれの人に合った方法で構わないのですが、例えば、一日の中で、ほんの少しの時間でも構わないので、穏やかに呼吸を整えながら精神統一するような習慣を身につけるとか、時折、海や山や森や砂漠(砂漠の場合は、澄んだ波動の所ならよいと思います)などに行って自然のエネルギーを受けて、自分の心身をより落ち着いた穏やかな状態にするように心がけてみるとか、また時折、自分の心身が非常に落ち着き穏やかになれるような音楽を聴いたり、本を読んだり、ヨガや体操をしたり、祈りや瞑想の時間を持ったり、静かに考えを巡らすような時間をとってみるとか、それから肉体の疲れが溜まっている場合には、柔軟体操やマッサージなどで肉体の疲れを十分に取り除くようにして、自分の心身の状態を、できるだけ穏やかな落ち着いた状態に整える必要があるということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2016年1月21日 9:01 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 瞑想



«

»

おすすめ記事

過去の記事