三つめは、これは自然の神秘に関わるような話になるのですが、自然界には不思議な仕組みがあって、それは自然界の中では、様々な生き物同士が、それぞれの生き物に必要なものがあれば、そうしたものをお互いにある程度補い合おうとするような非常に不思議な性質があるのです。
例えば、ある生き物がとてもお腹がすいて困っていると、そうした生き物がある程度、お腹いっぱいになる程度まで、別の何らかの食物となる動植物が増えるようになってゆくとか、また、ある生き物が成長してゆくために何らかの栄養素が必要だとすると、それを別の生き物が様々な形でその生き物の分泌物や排泄物として提供するようになってゆくとか、あるいは、ある動物が地面を早く走り回ったり、空を飛んだり、土の中に潜ったり、水の中を上手に泳ぎたいと望んでいると、それにふさわしい体の仕組みが自然と発達するようになってゆくとか、さらには人間のようなある程度、知的な生き物が、何らかの形でより楽しく遊んだり、おいしいものを食べたり飲んだりしたいと思っていると、そうした願いを叶えるような形で人間が楽しく遊んだり、おいしく食べたり飲んだりできるような草木や果実が、自然界の中に次々と現れるようになってゆくなどというように、自然界というのは、より大きな宇宙意識のようなものの中で、目に見えない形で見事にお互いにつながり合っているようなところがあるので、なぜかよりマクロの目で見ると、たくさんの生き物同士の間で、お互いに何か必要なものがあれば、それを様々な形でお互いに補い合い、与え合ってゆくような非常に不思議な自然の営みのようなものがあるのです。
Cecye(セスィエ)
2015年11月23日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命