四つめは、これはこの宇宙創造の神秘に関わるような話になるのですが、そうすると生命というのは、いったいどのようにして生まれてきたのかということが疑問になってくると思うのですが、これもかなり大まかにはしょって説明すると次のようなことが言えます。
前にも少し述べましたが、この宇宙の創造主がたくさんの生命を創造する際にいったいどのような方法で創造することにしたのかというと、まず最初にモデルとなるような生命体を創造すると、次にはそのモデルとなるような生命体を一つの原型にして、それとほぼそっくりに近いけれども、少しずつ異なる個性や役割を持った生命体を、ほぼ連続した状態で次々と創り出してゆくような方式を採用しました。
その理由は、これは前にも述べたことがあるのですが、この宇宙が創造される以前のカオスの世界というのは、ありとあらゆる破壊や略奪で溢れかえっているような世界であったので、ちょっとやそっと一つや二つぐらいの生命を生み出した程度では、すぐにそうしたカオスの世界に巣食っていた様々な偽神や悪魔のような存在達に、そうした生命達が片っ端から殺されたり、略奪されて半永久的な奴隷状態に陥れられてしまうことがあまりに多かったからです。
そのために、とにかくこの宇宙をある程度安定した状態で存続させるためには、そうした偽神や悪魔達がちょっとやそっと破壊したり、略奪しようとしたとしても、そう簡単にはなくならないくらいの大量の生命存在達で常にこの宇宙を満たし続ける必要があったのです。
※多くの生き物(物質も)の間にたくさんの個性や役割の違いが見られるのは、この宇宙の創造主の考えとして、そうしたそれぞれの生命の個性や役割の違いをよしとするような考え方があったことと、それから、それぞれの生き物にあえて少しずつ違った個性や役割を持たせることによって、厳しい自然界の中での生存率を高めようとさせたことなどがあげられます。
Cecye(セスィエ)
2015年10月22日 9:01 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命