３、さらに社会の近代化が進んでゆくと、海外からのたくさんの新しい仕事や、建築や土木や工場生産に関わる多少ハードな仕事や、華やかなエンターテイメントの仕事などが、だんだん、たくさん増えるようになってゆく
第三には、それではその後、さらにその国や地域の近代化が進んでゆくと、いったいどのようになってゆくのか、ということについて考えてみたいのですが、大まかに言うと、そうした時代には、昔からあったたくさんの仕事に加えて、次のような社会の状況になってゆくことが多いようです。
まず一つめは、たいてい、その国の社会が、大きな経済成長を遂げている際には、それまでの時代には全くなかった仕事で、しかも経済成長のもっと進んだ先進国では、ほぼ当たり前にあるような、たくさんの仕事が一挙にそうした社会に増えてゆく傾向があるので、そのためにある程度、学力が高かったり、働く意欲が高かったり、何らかの専門技能を身につけているような人々は、こぞって、そうした外国から次々と入ってくる新しい職種の仕事（役人のような政府系の仕事も含めて）に就いてゆくようになります。
こうしたケースの場合、たいてい、それまでのその国の仕事では全く見たことも聞いたこともなかったような、きれいなオフィスや高い賃金や洗練された働き方によって、そうした仕事で働く人々は、非常に高いモチベーションを持ちつつ豊かな生活を送ることができるので、かなり高い満足感と幸福を得ることができるようです。
二つめは、これは少し状況が異なってくるのですが、そうした時代には、たいてい、その国のあちこちで建設や土木や工場生産などにおいて、賃金的には、かなり高いけれども、多少きつい肉体労働を伴う仕事や、賃金的に安い上に非常に労働条件も厳しい仕事や、また場合によっては、違法な雇用条件で働かなくてはならないような仕事も、たくさん増えてゆくようになりがちなので、そうした仕事に就いた場合には、そこそこ高い賃金が得られることには、とても満足感が感じられるのですが、あまりにも長い間、そうした過酷な労働を強いられた場合には、どこかの段階で体を壊してしまったり、また、劣悪な労働条件や周りからの悪い評判のために、自分の仕事にあまり強い意欲や誇りを持てなくなってしまったり、さらには突然、国に問題や違法性を追及されて、そうした仕事自体がなくなってしまうようなケースも非常に多いように思われます。
三つめは、これはもう少し違ったケースになるのですが、たいてい、そうした時代には、それまでの伝統的な芸能や遊びに加えて、外国から非常に洗練された映画や音楽やスポーツやゲームといった新しい文化が大量に入ってくることが多いので、それに伴って、それまでの社会には全くなかった、何十万、何百万、時には何千万、何億というような非常に多くの人々が夢中になるような大衆的なエンターテイメントやスポーツやアミューズメントのようなものが大きく発達してくることがあるので、そうした世界に夢を求めて、様々な個性や技能を磨きながら、華やかな大スターの仕事や、そうした人々を取り巻く様々な仕事に就いてゆく人々が、数多く現れるようになってゆきます。
ただ、みなさんもよくご存知のように、そうしたエンターテイメントやスポーツやアミューズメントの世界は、確かに非常に華やかな世界ではあるけれども、それなりに競争の激しい世界になっていることが多いので、非常に華やかな大スターの道を歩む人もいれば、そうした道には入れずに、そうした世界のすぐ側の影で支えるような仕事に就くような人々や（そうした仕事もとても重要なので、これは決して悪い意味ではないのですが・・・）、あるいは、結果としては、全く違った道を歩いてゆくような人々も数多く現れるようになってゆくわけです。
※おそらく、こうした社会の変化は、国や地域にもよるのですが、日本よりも欧米の方が、数百年昔ぐらいから起きていて、それから現在も世界のあちこちで似たような社会の変化が、次々と起き続けているような状況になっているものと思われます。
追伸
アセンションの影響からか、先週ぐらいから、私は味覚や好みが、ちょっと変わってしまい、多少混乱してしまいました（つまり多少、甘党になってしまった・・・）。多分、全体的に昔ほど、少しきつい味付けや刺激を心地よいと感じなくなってきた人が多いのではないか、と思われるのですが、今後もこうした流れは、さらに続いてゆくものと思われます。
現在、愛と、愛に関わる裏の世界について、少しずつ浄化している最中なのですが、多分、身近な人間関係については、だんだん昔よりも面倒くさくなくなってきたり、非常に気分が楽に感じられるようになる人が増えてゆくものと思われます。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2015年2月16日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 経済
