12、物質世界の光と霊的世界の光と、その未来について
最後に物質世界の光と霊的世界の光と、さらにその先の未来について、幾つかの観点から、まとめてみたいと思います。
①現在、アセンションの進行によって、これまで長く続いた「光と闇の時代」は終わり、それに代わって、人間や生き物達の幸福を中心にした新たな「光の時代」に移行してゆきつつある
まず一つめは、これは、これまでに何回も述べてきていますが、特に21世紀以降の現代の辺りの時代を境にして、これまで長く続いてきた「光」と「闇」の対立の時代は終わってゆき、それに代わって、パッと明るく光が灯されると人間や生き物達は、純粋に幸せを感じる、というような、わりと単純な「光」のあり方に象徴されるような、人間や生き物の幸福を中心に光や闇のあり方を自由に調整し、整えてゆこうとするような、新たな「光の時代」に変わってゆくということが言えます。
それというのは、これまで述べてきたことからも、よくわかるように元々、この宇宙では、創造主の手によって、「光」が創造される前までは、そもそも、そうした光に対比される「闇」という存在もなく、ただただ、ひたすら何が何だか全くよくわからないような混乱状態が続いていたわけなので、そうした観点から考えてみると、実は、特にこの物質世界では、より良い知覚を得るために、あえて明るさや暗さといった光の明暗が創られていったようなところがあるからです。
ただし、かつてのこの宇宙の歴史では、そうした光の明暗は、やがて悪い意味での「二元性の原理」によって、まるで正反対の存在であるかのようにきっちり分けられてしまい、例えば、明るい世界は善だが、暗い世界は悪などというように非常に長い期間に渡って、そうした光と闇は、まるで完全に対立し合う正反対の存在であるかのように認識されるようになってしまったのです。
それが現在、アセンションの進行によって、そうした悪い意味での二元性の原理は、だんだん影を潜めるようになってゆき、それに代わって、人間や生き物達の幸福や豊かさを中心に明るさや暗さを再統合してゆくような、新たな「光の時代」に移行してゆきつつあるということなのです。
Cecye(セスィエ)
2014年12月11日 9:07 PM, アセンション全般 / アセンション後の世界 / おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界