⑥霊界に本当に存在している神仏と、現在の時点では、本当は、もうすでに存在していない神仏の見分け方について
第六には、これはあまり聞いたことがないかもしれないのですが、実は、みなさんが神仏であると思っている存在のうち、幾らかのものは、もうすでに現在の時点では、ほぼ単なる神仏の絵や置物のイメージのような存在に変わってしまっていることがあるので、多少注意が必要なことがあるということです。
これは前にも何度か、神仏の意識と交流する際の注意点として述べたことがあるのですが、とにかく現在の時点では、アセンションの進行によって、霊界の状況が、あまりにも大きく変化してしまっているために地球の宗教で祭られている神仏の中の一部の神仏に関しては、本当の霊存在がなくて、ほぼ、ただの神仏のイメージだけの存在になってゆきつつあるので、多少気をつけなくてはならないところがあるのです。
さて、それでは、本当に霊的に存在している神仏と、現在の時点では、本当は霊的には、もう存在していない神仏をはっきり見分けるためには、いったいどうすればよいのか、というと、これは多少難しいところもあるのですが、大まかに言うと、次のような二つのことが言えます。
一つめは、これは、おそらく誰でもできるような、かなり簡単な方法になるのですが、そうした神仏の絵や像に接した際に、自分の意識をある程度、精妙にした上で、そうした神仏の絵や像そのものに自分の意識を合わせた時の印象と(宗教によっては、そうした神仏を表す神聖な言葉や神仏の理念のようなものの印象になります)、それから、そうした神仏の絵や像を介さずに霊的世界にいる神仏そのものに自分の意識を合わせた時の印象が、あまりに大きく違う場合には、残念ながら、その神仏は、元々空想上の話だけで存在していなかったか、あるいは、現在の時点では、もうすでに存在しておらず、単に神仏の絵や像のイメージのみが残っているような状況になっているものと思われます。
それから二つめは、これは少し難しくなるのですが、その神仏が関わっている宗教の代表的な祈りや経文のようなものを心静かに読み上げてみて、その時に感じられた素直な印象と、霊的世界にいる神仏に自分の意識を合わせた時の印象が、あまりに大きく違う場合には、実際には現在の時点では、その神仏は何らかの理由で、もうその宗教には関わっていないか、もしくは、元々何らかの理由で人工的に作られた偽神仏の一種であった可能性があるというように判断してよいのではないか、ということです。
さて、このような見分け方で現在の神仏を分けてゆくと、現在、アセンションの過程で、全世界でいろいろな形にバラバラに分けられていた神仏の分類が、だんだん霊的宇宙的に一つに統合されてゆきつつあることが、ある程度霊的なことが分かる人には、かなりはっきりと再確認できると思われるのですが、ただ現在の時点では、基本的に自分自身の素直な感想として、「これは、確かに現在も霊界にいる本当の神仏である」としっかり確認できた場合には、一人一人が、自分が最も愛する、また最も信頼する、そして最も惹かれる神仏を通して、そうした宇宙の創造主の営みを理解してゆけばよいのではないか、というように私は考えております。
Cecye(セスィエ)
2014年9月13日 9:02 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 瞑想