⑤どんな宗教であっても、あまり強い固定観念で、その宗教の神仏を信じ込み過ぎていると、かえって霊界では、孤立した状況に陥ることがあるので、注意が必要である
第五には、これは、これまでにも何度も述べてきているのですが、実は霊界には、昔から、かなりとんでもない大問題があって、それというのは、どんな宗教であっても、あまりに強い信念でもって、その宗教の神仏や教えを信じ込み過ぎていると、死後の世界では、その人が発する、あまりにも強い固定観念のために、かえって、その人の意識に誰もアクセスできなくなって、なかなか霊界の澄み切った天国の領域に引き上げられないような事態になることがあったのです。
もちろん、その人が、わりとちゃんとした神仏に対して、穏やかな気持ちで祈ったり、瞑想したりしている、つまりある程度、心の余裕があるような人であった場合には、神仏や天使の側からも、わりと簡単にコンタクトすることができるのですが、そうではなく、かなり狂信的な形で一つの神仏の強いイメージとか、神仏につながるとされる祈りや呪文のようなものを一心不乱に唱え続け、信じ込み続けているような状況では、なかなかコンタクトできずに、特に少し前の時代には、霊界は地上の世界とは、かなり時間の流れが違っていたので、気がつくと、本人の感覚としては死後、すぐに数十年、場合によっては、数百年もの月日が流れてしまうことが、非常に多かったのです。
ですから、確かにある程度の神仏への信仰はあった方が、天界の側からはコンタクトしやすいのですが、ただ、あまりに強い固定観念のようなものを持ち過ぎていると、天界の側からは、なかなかコンタクトできないような状況になることがあるので、これには多少、注意が必要なところがあります。
Cecye(セスィエ)
2014年3月27日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳