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一院制と二院制について Part 3

政治の理想としては、国民一人一人の幸福や繁栄と、それぞれの地域全体、国全体、それから、世界全体の幸福や繁栄が、できるだけ利害の衝突の少ない形で、すべてがWin,Winの形で実現してゆけることが、とても大切になってくる

 次には、議員の仕事の観点から見ると、基本的には、国民一人一人の幸福や繁栄と、それから、それぞれの地域全体の幸福や繁栄と、国全体の幸福や繁栄、そして、国際社会全体の幸福や繁栄というものを、できるだけ利害の衝突が少ない状態で、すべてが、Win,Winの状態で実現してゆけるか、ということを念頭に仕事を進めてゆく必要がある、ということです。

 こうした観点から見ると、ともすれば、地域の利益代表になりがちな政治家のあり方もいけないし、また、そうかと言って、地域の利益を忘れて、国全体の利益のことばかり考える政治家であってもいけないような、政治家独特の少し難しい立場に置かれがちである、ということなのですが、要は、人間の知性や能力に、ある程度、限界を認めた上で、そうした状況で、そこそこ良い政治的な成果を出すための議会制度としては、どちらかと言うと、一方の議会は地域の利益代表、もう一方の議会は、全国の利益代表というような形の二院制に分けておいた方が、比較的良い政治状況になりやすい、ということが言えるようです。

 

 続く・・・

 

 

Cecye(セスィエ)

2013年8月16日 9:03 PM, 政治



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