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世界の裏側に潜む「イデアの世界」の秘密について Part 8

②地上の世界はともかくとして、イデアの世界や深層心理の世界では、セクシャルな面も含めた、さまざまな人間関係が、かなり自由にフラットな形で、無制限に展開していることが多い

 第二には、これは、少し大人の世界の話になるのですが、よくCMや芸能や商売の世界では、あまり直接的な表現になりすぎない程度に、セクシャル・アピールの要素を取り入れたりするものなのですが、実は、多くの人々が、ある程度、理解できるような表面意識の働きとは全く別の、潜在意識の世界、または、先ほどから述べているような深層心理の世界では、こうしたセクシャル・アピールどころの話ではなくて、はっきり言うと、あっちも、こっちも、どこもかしこも、そうしたセクシャルな表現や行為のようなものが、ほぼ無意識のうちに、いろいろな形で繰り広げられているようなところがあるのです(潜在意識の世界では、全く制限が効かないので・・・)。

 そうすると、こうした状況と恋愛感情の間には、いったい、どのような関係が生じるのか、というと、これを手短かに述べるのは、本当に非常に困難に感じるのですが、大まかに要点だけ述べると、次のような二つのことが言えます。

 まず一つめは、これは、昔の堅い社会のあり様としては、ほぼ青天の霹靂(へきれき)のような話になってしまうのでしょうが、確かに、この世的には、結婚制度や家庭維持の観点から、私も、ある程度、固い絆のカップルの関係を推奨しているのですが、ところが、今も昔も、そのような形の堅い絆のカップル関係というのは、地上の世界の人間関係的にはあり得ても、霊的(もっと正確に言うと、裏霊界的)、というか、潜在意識的には、人間関係的にも、また、セクシャルな面でも、あっちも、こっちも、目に見えないような、いろいろな形でつながりっぱなしになってしまっていることの方が、圧倒的に多かった、というような、ちょっと、そのまま表にはしづらい隠れた真実のようなものがあったのです。

 二つめは、これは、さらに変わった話なのですが、この世的にこそ、肉体的、精神的な、いろいろな理由で、人間の間の性行為は、いろいろな形で制限されていることが多いのですが、ところが、たとえ、今は、全く別の夫婦や家族であるとしても、霊的に見ると、つい数十年前、数百年前の前生では、かなり強い縁を感じた恋人同士や、正式に結婚した夫婦であることも、結構、多かったりするものなのです。

 ですから、確かに、この世的には、安定した夫婦関係や家族関係が、切に求められるような要素は、たいへん強いのですが、ただ、単純に考えて、地球だけでも、有史だけでも数千年、それから、宇宙の文明の歴史だと、もっと長くて、最低でも、数十億年ぐらいの歴史の長さがあるので、そうした非常に大きな霊的な関係から見た場合、この世的には、あまりよく分からなくても、「あの人も、昔の恋人、この人も、昔の夫や妻、それから、その人も、昔の親や子供や親戚や大切な友人・・・」、などというように、セクシャルな関係であったかどうかは、ともかくとして、霊的に見た場合には、どの人も、どの人も、かつての恋人や夫や妻や、親や子供や友人であった、などというように、一つの大きな霊的な家族のような人々や生き物ばかりであった、ということなのです。

 

 続く・・・

 

 

  追伸

 今日は出かけていたので、予約投稿になっていたのですが、どうも機械の調子が悪かったらしくて、自動的にアップされていなかったようなので、遅くなりましたが、アップしておきます。

 明日からは、これらに関する、ちょっとした結論の話になります。

 

Cecye(セスィエ)

2013年6月4日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密 / 結婚、家庭



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