②地球周辺の四次元領域には、現在の段階でも、生前からのかなり強いこだわりや執着によって、さまざまなタイプの地獄領域が存在しいる
第二には、これは、霊界物の話で、時々、出てくるような話になるのですが、実は、地球の物質世界の周辺で、比較的澄んだ五次元以上の天国とは言えないような四次元の領域の一部には、まだ現在も、地上の世界のさまざまな欲や混乱に絡んだ、一種の地獄領域のようなところがあります。
ただ、現在では、アセンションの進行によって、こうした、かつての地獄領域のような所も、以前の状態と比べると、かなり澄んで、落ち着いてきたようなところもあるのですが、ただ、長い地球の歴史の経緯として、ちょっとやそっと、霊界の浄化が進んだぐらいで、そう簡単に、人間として生きていた頃の考え方を変えるほど、柔軟な人は、やはり数少ないようなところもあるので、その結果、現在も、地球周辺の四次元領域には、かなり強いこだわりや執着を持った人々が、そうした人々の想念を反映して、さまざまなタイプの一種の地獄領域のような場所を作っています。
③地球周辺の異次元領域では、百年ぐらい前から、昔からの宗教的な天国に代わって、映画やアニメやマンガや小説などによく描かれるような、さまざまな空想世界のような領域が、どんどん増えてきている
第三には、これは、少し変わった話になるのですが、最初にも少しお話したように、現在の地球周辺の霊界には、昔からの宗教的なイメージの天国以外に、映画やアニメやマンガや小説などにちなんだ、一種の仮想現実世界のような領域が、かなり大きく広がっているのですが、最近、地球周辺の霊界では、こうした状況にちなんだ、少し変わった事態が起きています。
それというのは、これは、昔からの宗教の教義を調べると、非常によく分かるような内容になると思われるのですが、要するに、これまでの長い地球の歴史の中で説かれていた、宗教における死後の天国というのは、言ってみれば、戦争や、政治や経済上の混乱や、天変地異の勃発や、さまざまな人生の問題などで、なかなか、人間の思い通りには行かない地上の世界において、「何とか死後の世界だけでも、少しでも平安に幸せに暮らしたい」、というような、多くの人々の心からの渇望にも似た夢や願望を実現するような要素が、かなり根強くあったようなところがあるのです。
それが、近現代に入ると、昔と比べると、地上の世界は、それほど苦しみや悲しみに満ちた世界ではなくなってきたようなところがあるので、それに伴って、近現代の多くの人々は、昔の天国のイメージ以上の幸福や豊かさを、だんだん心から求めるようになってきたようなところがあるのです。
それが、現代だと、映画やアニメやマンガや小説などで空想されているような、ある種の理想世界になってきているのですが、そうした関係で、地球の周辺の異次元領域では、今から、だいたい、百年ぐらい前から、そうした少し変わった、ある種のユートピア的世界、例えば、非常に気軽に楽しく過ごせる世界であるとか、ちょっとした冒険やファンタジーの世界であるとか、非常に霊的な神秘的な幸福を求める世界であるとか、あるいは、非常に色とりどりの、さまざまな魅力的なデザインやモチーフの散りばめられた、ファッショナブルな世界であるとか、それから、いろいろな機械やロボットが、人間や動植物と共存共栄している、近未来的な世界のようなものが、だんだん増えてきた経緯があるのです。
Cecye(セスィエ)
2013年5月25日 9:06 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密