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霊的宇宙的に見ると、ちょうど第二次世界大戦の頃の地球は、過去の地球の歴史と未来の地球の歴史の両方に非常に大きな影響を与えるターニング・ポイントのような時代になっていた

 内容が少し変わってきたので、タイトルを変えました。

 

 さて、ここまで原子爆弾の話から始まって、いっけん、かなり関係のない戦争の話も含めて、さまざまなことについて述べてきたのですが、それでは、こうした近現代の時代、特に第二次世界大戦の頃の様子を霊的宇宙的に見ると、いったいどのように見えるのかというと、だいたい次のようなことが言えます。

 

①霊的宇宙的に見ると、ちょうど第二次世界大戦の頃の地球は、過去の地球の歴史と未来の地球の歴史の両方に対して、非常に大きな影響を与える、あらゆる意味でターニング・ポイントに当たるような時代になっていた

 まず最初に霊界というか、高次元宇宙から見て、その頃の地球の様子というのは、どのように見えていたのかというと、当時は現在と違って、まだ時空間のタイムラインがかなりはっきりしていた時代だったので、その頃の時代は、ちょうど今頃の21世紀の頃の地球の様子と、それから、かなり流動的に変化してしまう20世紀後半の頃の地球の様子と、それから世界中で大激戦が行われている20世紀の中頃の地球の様子と、それから大雑把にだいたい1920〜30年代ぐらいから、それ以前の地球の様子・・・、などというように、さまざまなシナリオの並行世界がたくさん複数、いろいろ複雑に絡み合うような形で存在しているように見えていたということです。

 そして、その頃の地球には、ちょうど今頃の21世紀の辺りを起点として、わりと整然と秩序立った形で次々と過去が決まってゆくタイムラインと、それ以外のさまざまな未来の様子や過去の様子が、かなり複雑に反映されたたくさんの並行世界のタイムラインが、結構ごちゃごちゃと存在しているような大きく二種類のタイムラインが存在していたということです。

 それでは現在、みなさんが活動している世界は、いったいどこに属しているのかというと、それは今述べたような、ちょうど今頃の21世紀の辺りを起点として、わりと整然と秩序立った形で次々と過去が決まっていったタイムラインになっているということなのですが、問題は当時の地球では、かなりたくさんのいろいろなシナリオの地球の歴史が並行的に、わりとランダムな形で存在していたために、はっきり言って、どんなにものすごい知恵や能力のある神仏のような存在であったとしても、あっちのタイムラインも、こっちのタイムラインも、そこで人生を体験している人々や生き物達が、すべて最高に満足できるような形でうまく歴史を作り上げてゆくなんてことは全く不可能であったということなのです。

 さて、そうした状況において、この宇宙の神仏に当たる存在は、いったい何を考えていたのかというと、ちょうど、そうした20世紀の中頃ぐらいの地球には、全宇宙的に見ても非常にややこしい、次のような三つの問題が存在していたということです。

 それは、いったい何なのかというと、まず第一には、これは霊的宇宙的な様子が分からないと、なかなか分かりづらい話になってしまうのですが、当時の地球というのは、ちょうど科学技術の発達がある一定のレベルを越えて、人類の文明全体を滅ぼしかねないような危険領域に入り始めた段階であったので、原子爆弾を初めとして電気的に異次元領域を探索する手段や、科学的に人間の潜在意識の領域を完全にコントロールする手段など、はっきり言うと、ちょっと、とんでもない国王や独裁者のような人物にそうした科学技術を秘密裏のうちに牛耳られてしまったら、もうその後の地球は、そうした国王や独裁者が完全に支配する世界になってしまうというくらい時代的には、かなり微妙な時期に当たっていたということです。

 それから第二には、これも問題が多かったのですが、当時の地球は、ちょうど経済の発達の過渡期に当たっていて、うまく経済的な舵取りをしないと、例の世界恐慌の勃発のように、単に一国家のみならず、複数の国々と言わず、全世界規模で経済的な大混乱が巻き起こるような状況であったということです。

 ところが、そうした経済的な大混乱は、多くの人々の仕事や生活を直撃するような大問題であったために、もしそうした社会の混乱につけ込んで大変な権力を持つ国王や独裁者のような人物が勃興してきた場合には、そうした科学技術を全部根こそぎ、彼らのコントロール下に置かれてしまう可能性があったということです。

 さらに第三には、これは、ちょっとややこしい話なのですが、前にも述べたように地球の歴史においては、時間の流れが未来と過去が反対になっているようなところがあるので、ちょうどその頃の辺りから、それ以前の過去の地球の歴史に対して良い意味でも、また悪い意味でも非常に大きな影響を与えるような、ある意味で地球の歴史上の代表人物のような人々が、次々と出てくるような時代になっていたということです。

 それというのは、ちょうど20世紀の中頃の第二次世界大戦の頃の地球は、それ以前の地球の歴史と違って、それぞれの地域ごとに全く別々の歴史が展開されているのではなく、それ以前のヨーロッパの世界進出の影響で全世界が一つに結ばれて、ヨーロッパで起きたことが直接、海を隔てたアメリカやアジア大陸の反対側の中国や日本に影響を与えたり、またその反対にアメリカや中国や日本で起きたことが直接、ヨーロッパに大きな影響を与えるような時代に変化してしまっていたために、はっきり言って、ちょっとどこかの国で何か違った変化が起きただけで、それが回り回って世界中の大きな変化につながってしまうとか、ちょっと誰かが、歴史の弾みで何かをやったり、やらなかったりしたことの違いだけで、それ以降の歴史が全然違ったものになってしまうなどというように、言ってみれば、常に全く予期せぬ因果関係による大変化が流動的に起き続けるような、とんでもない時代になっていたということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年8月17日 9:07 PM, 政治 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 科学、テクノロジー / 軍事



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