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現在の趨勢であると、近い将来、これまでの神仏の役割は、現在、発達中のコンピューターやロボットに、だんだん取って代わられる可能性が高くなってきている Part 9

③国家の提供する義務教育において、多くの人々の「思想・信条の自由」を踏みにじるような集団教育によって、多くの国民が、ほとんど自覚もできないような、かなり巧妙なマインド・コントロールが行われているので、早急の教育の改善、自由化が必要である

 第三には、これは、ちょっと、ややこしいのですが、前から何度も述べてきているように、特に日本の場合、霊的宇宙的に見た場合、「隠れ国家教」のようなものが、国家の随所に散りばめられているために、非常に迷惑を被ることが多い、ということなのですが、その中でも、特に、教育行政に関しては、いろいろな点で、早期の修正が必要である、と思われます。

 まず第一には、大義名分は良いとしても、現実には、特に、小・中学校における義務教育において、一人一人の個性や自由性が、あまりにも尊重されずに、先に述べたような、個人としての「思想・信条の自由」を、著しく踏みにじるような集団教育が、非常に多いために、そうした学校を卒業後も、多くの人々が、当人としては、ほとんど、よく自覚もできないような「国家教」、もしくは、「集団不幸教」の影響下に置かれて、実質的に、国家の間接的なマインド・コントロールを受けやすい状況になっているので、これに関しては、早急の改善、自由化が必要です。

 第二には、これは、非常に間接的な手段になるのですが、約10年にも及ぶ、かなり自由性のない国語教育により、全国民、ほぼ一律の授業や試験や評価が繰り返されることで、すべての国民が、ほぼ一定の枠の中の感じ方や考え方になるように、かなり巧妙に、集団マインド・コントロールされてゆくようなところがあるので、霊的に見た場合、これは、大変、危険であると共に、民主国家としても、個人の自由性の侵害以外の何物でもないので、早急の改善、自由化が必要なのではないか、ということです。

 第三には、これは、少し分かりづらいのですが、日本では、試験を受ける側は、非常に受け身の従順な立場に、一方的に立たされているにも関わらず、その一方において、試験を行う側の人々は、あまりにも独占的な地位や特権が認められすぎていて、その結果、非常に大きな弊害が生じている、と思われるので、できれば、高校、大学の入学試験は、一部のよほど希望者の多い所を除いて、原則、廃止してしまうと共に、また、試験の内容や、試験を行う団体に関しては、どこの誰だか、よく分からないような人々に任せずに、地域ごとに、市民の選んだ政治家が、直接、任命権を持つぐらいの、市民主体の教育行政にしないと、いつの間にか、どこの誰とも、よく分からないような、無能な学者や役人に、そうした教育の世界が牛耳られることになるので、注意が必要です(参考は、カテゴリ—の「家庭、教育」のところに、たくさん出ています)。

※今は、もう子供より、大学の定員の方が多い時代なので、本当は、入学試験なんて、一部の有名大学を除いて、ほとんど、必要ないのではないでしょうか。多くの国民が、たかが、人生の一時に受ける、ペーパーものの試験程度のものに、あまりにも大きな権威を認めてしまうと、なぜか、市民が、直接、選んだわけでもないような、別に、それほど知性的にも、能力的にも高くもないような一群の人々が、いつの間にか、隠れた特権階級化して、いろいろな所で、隠れて、市民に横暴を振るったり、めちゃくちゃなことをやるようになるので、注意が必要です。

※試験制度というのは、多くの人々に対して、非常に強い劣等感と差別意識を植え付けてしまうものですが、若い頃に、一度や二度、難しい試験に落ちたからと言って、別に、そうした試験のことを批判する資格がなくなったわけでもないし、また、そうした試験を通った人間のことを、一生、自分より偉い人間として、持ち上げなくてはならないわけでもないのです。ところが、なぜか、現代の日本のように、先進国になって、まだ数十年しか経っておらず、相変わらず、感覚としては、発展途上国の感覚を根強く持ち続けている国では(「政治家、役人、裁判官、学者、先生は、普通の人よりも、ずっと偉いので、何でも言う通りについてゆけばいい」、というような感覚のことです)、そうした感覚を持ちやすいので、注意が必要です(民主国家では、一人一人が、自分自身の意見で、偉い人と、そうでない人を決めてよいし、また、自分達に指示や命令を与えるような、一段上の立場の人間は、民主的な手段によって、自分達自身の手で選ぶ、ということです)

 だいたい、以上のようなことが言えます。

 

Cecye(セスィエ)

2012年7月31日 9:14 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 政治 / 教育



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