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「キリスト意識」について Part 2

③霊的に非常に巨大な「キリスト意識」と呼ばれる存在が、地上の世界に働きかけてきた場合には、ただ一人の救世主の誕生や活躍のような形ではなく、たくさんの時代や地域に、いろいろな個性や姿形で生まれ変わってくるような、よりトータルの目で見た世界レベルの向上や救済を行うことが多い

 第三には、これは、かなり不思議な話になるのですが、実は、「キリスト意識」と呼ばれる存在は、この地上の世界に姿を現すには、あまりに大きな魂のエネルギーを有しているので、もし、そうした「キリスト意識」のような巨大な魂の働きが、この地上の世界に働きかけてくる場合には、たいてい、ただ一人の救い主のような形で降りてくるのではなくて、いろいろな時代のいろいろな地域に、二人、三人、五人、十人、五十人、百人・・・、という具合に、瞬く間にたくさんの個性のたくさんの役割を持った人間や、それ以外の姿形の生き物に分かれて、生まれ変わってきたり、あるいは、霊的、物質的な状態で(つまり突然、パッと現れて)、直接降りてきては、いろいろなミッションを遂行してゆくような仕事の形態になる可能性が非常に高いのです。

 つまり、これは、まだ宗教でも、スピリチュアリズムでも、あまり知られていない話になるかもしれないのですが、実は、霊的に見て、非常に大きな魂存在というのは、地球のような物質世界で、何らかのミッションを遂行する際には、パッと、ただ一人だけで、どこかの場所に生まれ変わってきて、何らかの仕事を果たすと、もう二度と帰ってこないというようなミッションの仕方ではなくて、その時々の地上の世界の状況を見ながら(つまり、何千年、何万年という歴史における、その惑星の変化を縦断するように見ながら)、この時代のこの地域に宗教家として生まれるのと同時に、少しずらした、この時代のこの地域に政治家や芸術家として生まれて、それから、この時代のこの地域に、今度は商人として、一大事業を興すなどというように、その惑星のいろいろな時代のいろいろな地域の様子を、かなりトータルの目で見ながら、あっちの時代のあっちの場所、それから、こっちの時代のこっちの場所という具合に、はっきり言うと、何人も何十人も、また場合によっては、何百人も何千人もの人間や、あるいは、その他の生き物の姿形で生まれ変わってきたり、あるいは、もう少し間接的な形で、いろいろな霊的な指導や、半分物質化して人間や、その他の生き物の姿形で、いろいろな指導をしてゆくようなところがあったのです。

 ですから、こうした観点から見る限り、これは、イエスを「ただ一人の神の子」、「ただ一人の救い主」と考えられているような方には、誠に残念なお知らせなのですが、実は、こうした「キリスト意識」のような非常に巨大な意識存在というのは、たいてい、どこかの時代に、ただ一人だけで生まれ変わってきて、死んでしまったら、「はい、もうそれで、おしまい」なんてことは、ほとんどなくて、たいてい、その惑星のいろいろな時代のいろいろな地域の状況を、非常にマクロのトータルの目で見ながら、あっちの時代のあっちの場所、それから、今度は、こっちの時代のこっちの場所という具合に、はっきり言うと、何十、何百、何千というような非常にたくさんの生まれ変わりや、霊的な指導を行うことによって、よりトータルな観点でもって、多くの人々の向上や救済を行ってゆくようなところがあったということなのです。

 

 続く・・・

 

 

Cecye(セスィエ)

2012年4月22日 9:10 PM, キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密



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