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カルマについて Part 8

③アセンション後の世界では、時間の概念の崩壊によって、多くの人々や生き物達は、何か行動するたびに、それが良いことであれ、悪いことであれ、即座にその結果が返ってくるようになるので、やがて、どの人間も、どの生き物も良いことしか、しなくなるような「完全善循環拡大世界」に大きく変貌してゆくことになる

 それから、第三には、これも、あまり聞いたことのない話なのではないか、と思うのですが、実は、アセンション後の世界になると、だんだん時間の概念が崩壊していってしまうので、多くの人々や生き物達というのは、現在のこの地球のような物質世界における生まれ変わりのように、「何かおかしなことをしてしまったために、しばらく経って、本人としては、すっかり忘れ果てた頃に、そのマイナスのカルマが巡ってきて、散々苦しい目に遭うようになった」、とか、「ものすごく良いことをしたのだけれど、時間の枠に縛られていたために、何十回も何百回も生まれ変わって、本人としては、もう何のことだか、すっかり分からなくなった頃に、その良いカルマの影響が返ってきて、突然、周りの人々から良いことをされるようになった」、というようなことが、すっかりなくなってゆくような世界になってゆく、ということです。

 つまり、アセンション以前の世界においては、まだ多くの人々が、時間の枠に縛られているために、自分がやった行動の結果が、その時点で、すぐに自分の身に返ってこないで、しばらく経ってから、(場合によっては、何十回も何百回も生まれ変わった後に)、その結果が返ってくる、とか、あるいは、その反対に、何かとんでもない犯罪の被害者にされたにも関わらず、何十回生まれ変わっても、何百回生まれ変わっても、その報復的なカルマの解消がとれない、というか、もう少し平和的な表現で言うと、お互いのカルマの帳尻を合わせるための機会が全くないために、ずっともんもんとした精神状態で過ごさなくてはならなくなる、というようなことが、たくさん起きていたわけなのですが、それがアセンション以降の世界になって、しばらく経つと、時間の概念が、ほぼ完全に消滅していってしまうために、自分が何かやると、それが良いことであれ、悪いことであれ、その影響がほとんど何のタイムラグ(時間のずれ)もなく、はっきり言うと、瞬間で自分の身に戻ってくるようになる、ということなのです。

 ですから、アセンション以降の世界になると、多くの人々や生き物達というのは、現在の地球のように、「何か悪いことをしても、一生死ぬまで黙っていれば、誰にも分からない」、とか、「何か良いことをしても、全然良いことなんて戻ってこない」、というような、かなりのタイムラグが起きうるようなカルマの法則ではなく、そうではなく、言ってみれば、ほぼ完全に全く何のタイムラグもないような「瞬間カルマの法則」、つまり、何か良いことをすると、すぐさま自分の身に良いことが返ってくる、とか、何か悪いことをすると、すぐさま自分の身に悪いことが返ってくる、というような、ほとんど全く何の時間差もないような原因即結果の、原因と結果の法則が支配する世界になってゆく、ということなのです。

 つまり、そうした世界になると、多くの人々や生き物達というのは、自分が何か行動するたびに、それが即座に何らかの結果として、自分の身に返ってくることになるので、その結果、多くの人々の生き物達というのは、常に自分がやることが、それが自分にとって、あるいは、自分以外の周りの人々や生き物達にとって、良いことなのか、それとも悪いことなのか、ということをほぼ即座に理解できるような世界になってゆく、ということなのです。

 その結果、これは、当然のことなのですが、そうした世界になって、しばらく経つと、どの人間も、どの生き物も、常に自分にとって、あるいは、他の人間や生き物にとって、苦痛や悲しみを与えるような行為というのは全くやらないようになってゆき、その反対に、常に自分にとって、あるいは、他の人間や生き物にとって、悦びや楽しみをもたらすことばかりしかやらないような「完全善循環拡大世界(良いことばかりが、ずっと巡り続けながら、どんどん増え続けてゆくような世界のこと。なんか、お経みたいですが・・・)になってゆく、ということなのです。

 その結果、アセンション後の世界では、しばらく経つと、誰も悪いことをしようなんて考えもしないし、そのうち、そんなことは全く思い浮かびもしないようになってゆく、とか、みんながみんな自分や誰かを、常に悦ばせ続けようとし合うような「超高度幸福世界」になってゆく、ということなのです。

 つまり、アセンション後の世界になると、やがて、どの人も、どの生き物も、自分にとっても、あるいは、他の人間や生き物達にとっても、良いことばかりしかしないような、本当の意味での理想世界にだんだん大きく変貌してゆくことになるので、その結果、アセンション以降、ある時点からは、どの人も、どの生き物も、良いカルマだけが、どんどん無限に増え続けてゆくような完全善循環拡大型の理想世界に大きく様変わりするようになってゆく、ということです。

 このようにアセンション後の世界においては、だんだん現在の地球の宗教で説明しているようなカルマの概念というのが、大きく様変わりするようになってゆき、それとは本質的に全く異なるような「愛の原理」の支配する理想世界に、だんだん大きく様変わりするようになってゆく、ということなのです。

 

Cecye(セスィエ)

2011年9月30日 9:22 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



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