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自分の気分が暗くなり、滅入るような情報に接する時間は極力短くし、できるだけ自分の気分が、より明るくなり、ハイになるような情報に接する時間を増やすようにしてゆく Part 3

3、より楽しく幸福に生活するためには、難しいごちゃごちゃしたものが凄いというような考え方はやめて、できるだけ、より簡単で分かりやすいものを良しとするようなシンプルな考え方をしていった方がよい

 第三には、さらに複雑でややこしい話になってくるのですが、現代の世界を見回してみると、これは間違った教育の成果であるとしか全く言いようがないのですが、とにもかくにも多くの人々が暗くて、ごちゃごちゃして難しくて、ややこしいものを、何となく、さもものすごく凄いものであるかのように誤解してゆく傾向が非常に強いということなのです。

 その理由は極めて簡単で、何のことはない多くの人々が、子供時代の数十年における学校教育において、常に「より難しくて訳の分からないものの方が上で、その反対により簡単で、すぐ分かるものの方が下」というような授業やテストを受けすぎたからであるのですが、ところが、世の中の実情を見てみると世間は完全にその反対になっていて、「すぐ使える簡単なものが良くて、すぐに使えない、ややこしいものはダメ」とか、「誰でも読める簡単な小説やマンガはたくさん売れるけれども、訳の分からない難しい学術書は、もう専門の人以外は絶対に読まない」などというように、はっきり言って、そうした学校時代の多くの人々への精神的な刷り込みというのは、ほぼ完全に間違いであったということなのです。

 それと、もう一つ重要なことがあって、こうした学校時代の刷り込みに「ネクラで真面目な勉強熱心な人が上で、明るい社交上手なおしゃべりな人は下」というような概念があるのですが、これも現実の社会の実情は全く正反対で、「いくら記憶力が良くても、人間関係のダメな人は全然使えない」とか、「同じ仕事ができる人なら、マネジメント(経営管理)やコミュニケーションの能力の高い人は上の役職に上げられるけど、それが出来ない言われたことしか出来ないような無口な人は、技術者や作業員をやってもらうしかない」などというように現実の社会ではある程度、仕事が出来るようになった段階では、性格の明るさやコミュニケーション能力の高さの方が、より評価されるようなところがあるので、これも現実の社会の実態とは全く正反対になっているということなのです。

 こうした観点から考え直してみると、よく分かるのではないかと思うのですが、要するに人間的な幸福の観点から見ても、また仕事や生活上の実用性の観点から見ても、本当は明るくすっきりとした簡単で分かりやすく、すぐに使えるようなものの方が、より便利で楽しく素晴らしいものであるにも関わらず、多くの人々が、それとは全く正反対に暗くて、ごちゃごちゃした難しくて、ややこしいものを、さもありがたがって尊ぶような世の中というのは、今述べたような幸福や実用性の観点から見ると、全く正反対の間違った世の中になってしまっているということなのです。

 それでは、こうした観点に立って、もう一度考え直してみると、いったいどのようなことが言えるのかというと大体、以下のような五つのことが言えます。

 

1、学習においても、仕事や生活においても、常により簡単で楽しく短時間で成果の上がる効果的な方法を選ぶようにする

 まず第一には、自分や他の人々の幸福の実現という観点から考えた場合、もし自分が、何らかの学習や行動を行う場合には、いつも、できるだけより簡単で楽しそうな方法を選ぶようにするということです。

 つまり例えば、実用書や学習参考書であるならば、たくさんあったら自分がやって、より簡単で楽しそうなものを選ぶとか、あるいは仕事の方法であるならば、自分がやって、より短時間で楽しく成果の上がる方法を選ぶということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月23日 9:33 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



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