今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。
宇宙的な契約関係による、さまざまな「並行世界」や「次元世界」での素晴らしい体験の可能性と、その危険性について Part 2
ところが、これは、考えてみれば、誰でも分かるのではないか、と私は思うのですが、もし、こうした高次元宇宙における契約概念というものを悪用して、勝手に何らかの存在が、自分自身の自由意志とは全く関わりなく、あるいは、自分の自由意志というものを全く失わせたような不当な状況下において、自分にとって、非常に不利な契約関係を、何らかの詐術によって、次々と作り上げていっては、そうした何らかの存在の欲望や願望の実現だけが、ひたすら最大化するような世界の中に、自分や多くの生命達が巻き込まれてしまうような事態になってしまったら、大変なことになるのではないか、というような疑問を持つ方がいるのではないか、と私は思うのですが、実際、そのような形でもって、こうした高次元の光の宇宙領域から、たくさんの生命達の自由を、次々と奪い、放棄させた上で成立させられてきたのが、現在、私達が活動している低次元の暗闇の宇宙領域であった、ということなのです。
ですから、高次元の光の宇宙領域において、末長く幸福な生活をしてゆくためには、それには、それなりの厳しさや難しさがあった、ということになるのですが、それは、この地上の世界における人間や生物の生活とほとんど同じなのであって、たとえば、いくら自由で平和な民主社会における普通の一般市民の生活をしていたとしても、そうした一般市民の中には、詐欺師や泥棒もいれば、インチキ宗教家や悪徳政治家も、少なからず存在しているわけで、それゆえ、実は、そうした高次元の光の宇宙領域であるからと言って、これまでのような光と闇の入り交じった時代においては、必ずしも絶対に平和で安全な完全世界であるとは、決して言えなかった、というような厳しい現実の実態があった、ということなのです。
それというのも、前に述べたような大々的なタイムジャックによる地球規模、あるいは、全宇宙規模での波動低下による次元の陥没によって、こうした高次元の光の宇宙というものを根本的に成り立たせているマスターキーに当たるような偉大な光の存在、つまり、この宇宙の創造主自身が、彼らの邪悪極まる奸計によって、陥れられてしまい、彼らの暗闇の宇宙領域の中に、現在も、まだ、その生命の一部が捕らわれたままになってしまっているような状況であるために、これまでのような光と闇の時代においては、そうした個々の生命によって、創られた小宇宙のみならず、この宇宙全体に関しても、とてもではないが、この宇宙の創造主による直接の完全な支配やコントロールなど、はっきり言って、全くできないような、大変、混乱した状況になっていた、というのが、そうした状況の背景にあったからなのです。
それゆえ、こうした、この宇宙における、大変、不幸な歴史の経緯もあるので、現在の高次元の光の宇宙領域においては、先ほど述べたような、それぞれの人間や生命における契約関係の取り決めに関しては、非常に注意深い慎重な態度をとることが、非常に強く求められるようになっている、ということと、もう一つは、そうした経緯によって、現在も、まだ、暗闇の宇宙領域に、ほとんど意識を消失した状態でもって閉じ込められてしまっている数多くの生命達(創造主の生命体の一部も含めて)を、とにかく、少しでも早く、少しでも痛みや苦しみが少ない状態でもって、救出し、元いた高次元の光の宇宙領域に連れ戻す作業というのが、現在の段階においても、地球を含めた、この宇宙のほとんどすべての領域において、非常に地道に、熱心に繰り広げられているような状況になっている、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年5月26日 9:06 PM, アセンション・シリーズ 4