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幸福な世界の最大化を目指しているのが、光の勢力であり、不幸な世界の最大化を目指しているのが、闇の勢力である Part 5

2、物質世界での真偽や善悪の判定は、かなり微妙で曖昧な要素があるので、それが、光の勢力か、闇の勢力か、ということの判断は、基本的に中立のスタンスをとりながら、冷静に客観的な態度で、よく調べて、自分の頭で考えて、決めるのが、最も賢明な判断であると言える

 第二には、これも、かなりややこしい話になるのですが、今述べたような、真実と偽りとか、正義と悪についての、少し高度な認識ができないと、これは、全く理解できないような話になってきてしまうのですが、こうした観点に立つと、よく巷の陰謀論の話に出てくるような、とんでもない陰謀を企む、根っからの悪党や、根っからの犯罪人やテロリストのような人達と、普通、世間では、ものすごく尊敬されているような政治家や財界人や、昔からの王族や貴族のような人達との差が、本当は、かなり曖昧で、いい加減、というか、はっきり言うと、ちょっとやそっと調べたり、考えたりしたぐらいでは、何が何だか、よく分からなくなってしまうようなところがある、ということなのです。

 それゆえ、こうした真実と偽り、あるいは、正義と悪の混乱ぶりを、そのまま反映したような形で、現在の世界では、普通、世間では、ものすごく尊敬されているような人物が、実は、裏では、とんでもない陰謀を企む悪人だった、とか、あるいは、その反対に、普通、世間では、とんでもない犯罪人呼ばわりされているような人物が、本当は、ものすごく立派な行為をしている人だった、などというような話が、あっちでも、こっちでも、盛んに語られていることが、非常に多い、ということなのですが、それもそのはずで、現在の、この光と闇の入り交じった中世界のような物質世界においては、真実と偽りや、あるいは、正義と悪の基準というのが、本当に、ものすごく微妙で、曖昧な部分がある、ということなのです。

 現在の世界で、その代表的な例としては、西側世界から見た、極悪非道のテロリストが、イスラム世界では、場合によっては、立派な宗教的な殉教者になっていたり、あるいは、ある国で、立派な英雄や聖人扱いされている人物が、別のある国では、とんでもない侵略者や罪人扱いされていたりする、などというようなケースがあげられるのですが、実は、これと非常によく似た事情が、このブログで取り上げているような光の勢力と闇の勢力との関係においても、本当に、よく見られる、ということなのです。

 それゆえ、実は、巷の陰謀物や、こうしたアセンション物の書物に出てくる、邪悪な陰謀に加担した悪魔のような人物であるとか、あるいは、その反対に、この世界を、少しでも良くするために、熱心に働いている、まるで天使のような人物との差が、はっきり言って、端から見ていると、何が何だか、よく分からなくなってくるようなところがあるのですが、こうしたことに関しては、大体、以下のような四つのことが言えるのではないか、と私は考えております。

 

①その人物や団体が、光の勢力か、闇の勢力か、ということは、よほど信頼の置けそうな人からの直接の話か、もしくは、自分が、直接、本人に問いただしたわけでもない限りは、原則、いったん、すべて保留にして、中立的なスタンスで、事態の推移を見守った方が、賢明である

 まず第一には、たとえ、どんなに真実味があって、怖そうな話を聞いたとしても、よほど信頼の置けそうな人から、直接、何か話を聞いたとか、あるいは、実際に、その人に会って、直接、話を聞いて、事実関係を確かめたのでもない限りは、基本的に、どんな話に関しても、いったん、精神的に保留にして、特別に良いと認めるわけでもなければ、特別に悪いと認めるわけでもない、というような、わりと中立的なスタンスをとって、状況の推移を、冷静に見守るような判断をした方が、賢明である、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年4月24日 9:22 PM, 人生観、世界観 / 政治



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