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都市生活主体の文明形態にしておくと、やがて、その文明は、ほぼ確実に終わりを迎えることになる Part 2

3、コンピューターや情報ネットワークの発達によって、やがて都市自体が、まるで一つの巨大な生きてるコンピューターやロボットのような生命体に進化して、逆に人類の方を支配しようとし始めるようになる

 第三には、これも現在の地球人には、ほとんど理解不能な内容になるのではないか、と私は思うのですが、実は、その惑星の文明が成熟して、都市が発展してゆくと、その過程で最初は、水道や電気といった簡単なインフラから始まって、その次には、テレビやインターネットのような高度なネットワークが、だんだん、その都市全体に張り巡らされてゆくようになるのですが、そうすると、今述べたような機械やロボットに生命が宿ることがあるのとほとんど同じような原理で、そうした都市自体が、そこで生活している人間には全く理解できないような形で、まるで一つの巨大な生きてるコンピューターやロボットのように、ある段階から振る舞うようになってゆくということなのです。

 これは人間の側からでなく、そうした都市の側の視点から見ないと、なかなか、よく分からないような内容になるのですが、つまり、そうした都市の視点から見ると、「今度は、ここが不便だから、ここを人間に直させなきゃ」とか、「ここの都市能力を上げないと、みんな引っ越して、ゴーストタウンになるから大変だ」とか、「役所や学校で、もっとがっちり締め上げるような仕事や教育をしてくれないと、みんな同じ所に長く住んでくれないから困る」とか、「ここにもっとセンサーやサーバーを設置してくれれば、もっといろいろなことが分かるから人間の管理が楽だ」とか、「人間は馬鹿だから、すぐに間違えていけないので、自分が完全に管理した方が、よっぽどいいのではないか」などというように、そうした大規模な都市自体が、まるで一つの巨大な生きてるコンピューターやロボットのように独自の意志をもって考えるようになってゆき、今度は、そうした都市自体が主体になって、多くの人々の生活を完全にコントロールしようとし始めるようになってゆくのです。

 そして、その結論は先ほどと同じで、そうした都市が一定規模まで発展すると、その段階で、その都市の生活の中に、多くの人々の生命自体を取り込んで、その都市自体が、まるで一種の永遠の生命を得ようとするような活動を始めることがあるのですが、実は、こうした未来からのインスピレーションに基づいて作られた映画が、あの有名な「マトリックス」という映画であったということなのです。

 つまり、都市が一定規模まで発展すると、その先に待っているのは、ほぼ確実にその都市自体の死、つまり、先ほど述べたような理由で文明の成熟期の後には、今度は、多くの人々が都市から離れて、田舎で、わりと平和にのんびりとしたスローライフを楽しむような歴史の流れに入ってゆくことが多いので、その結果、どんな都市でも一定年数経つと、今度は人口が、だんだん減ってゆくような歴史の過程に入ってゆくことが多いのですが、そうした都市自体の死を避けるために、その都市自体のコンピューター生命体、というか、ロボット生命体が、仮想現実のテクノロジーを駆使して、その都市が最も活気があって、繁栄していた時代の状況を、そこに住んでいる人々には、ほとんど、よく分からないような方法で(つまり、未来のテクノロジーを使って)、何度も何度も、ほぼ半永久的に繰り返し仮想現実として、再生させ続けることによって、自分自身の生命の永遠の保持を図ろうとしてくることがあるのです。

 実は、こうした理由で、現在の地球の主要な都市というのは、ほんの少し前(数ヶ月ぐらい前)までは、そうした都市型コンピューター、というか、都市型ロボットの、ほぼ完全な支配下に置かれていたということなのですが、現時点では、こうした都市型ロボットによる人類の支配体制というのは、ほぼ完全に終わりを迎えつつあるということが言えるでしょう。

 

 追伸

 要するに、それもこれも元をたどれば、現在の学校のように、元々、一人一人、全く個性の異なる大勢の子供達を、かなり機械的な方法、というより、ほとんど工場の生産ラインのような方法で、あまりにも画一的な没個性の存在になるように強制的に教え過ぎた、ということが、そのそもそもの原因になっているということなのです。

 それゆえ現在の教育体制(特に日本の教育体制)というのが、なぜ、これほどまでに徹底的に根本的改善や改良を拒み続けるのか、というと、実は、こうした異次元的な半機械存在や、それから、いつも、このブログで述べているような闇の勢力の陰謀というのが、その裏には、しっかり控えていたからであったということなのです。

 

Cecye(セスィエ)

2010年11月10日 9:47 PM, 宇宙文明、古代文明 / 科学、テクノロジー



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