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アセンション後の世界では、過去、現在、未来を、わりと自由に変えられるような超時間的な概念が、だんだん主流になってゆく Part 2

 今回は、物質世界の時間の概念についての説明の14回目になります。

 

③霊的に見た場合、人間の強いイメージや願望は、この物質世界以外の別の並行世界を、次々と簡単に生み出すような非常に強力な創造パワーを持っていた

 第三には、これは、もっと驚くべき霊的な事実になってくるのですが、現代であると、これは単なる霊界の出来事や、あるいは、単なる人間の頭の中の想像の世界の出来事として、簡単に片付けられてしまうことが非常に多いのですが、実は、この宇宙には、その人が強くイメージしたことや、強く願っているようなことは、すべてことごとく、その人の周りに現実化して、現れることになる、というような創造の法則が働いているので、本当は先ほどのようなケース、つまり、その人が、自分や他の人々の過去や現在や未来の出来事に対して、何らかの強い意識を向けているような場合には、それが過去であれ、現在であれ、未来であれ、いずれの場合においても、そうした過去や現在や未来の何らかの出来事が起きているその時空間の場所において、その人の意識が、霊的な形で実体化して、実際にいろいろな行為をしていることが非常に多かったということなのです。

 つまり霊的、もしくは、高次元の世界から見ると、その人が、何らかの強いイメージや想念を発している場合には、現在、その人が体験している物質世界ではない別の物質世界、つまり、その人の強い意識の働きによって、新しく創造された一種の並行世界において、その人が、まるで実際に物質的なレベルで、何らかの行為を行ったかのように見えていた、というような非常に不思議な霊的な実態があったということなのです。

 たいてい、こちらの物質世界では、もし、そうした瞑想や精神集中によって、どんなにリアルな現実の世界を思い描いたとしても、まずは、ほとんど何の現実的な変化も起きない、というような状況に置かれることが非常に多いのですが、ところが、そうした霊的、もしくは、高次元の世界から見た場合には、確かにその人は自分の意識の活用によって、もう一つ別の物理的な現実を創造した、というように完全に認識されることになっていたということなのです。

 それゆえ、いにしえの時代から「人間は、言葉づかいや行動だけでなく、心の中から清くて正しい、美しい心で生きることが大切なのだ」というような精神的な教えが、よく説かれることになっていたということなのですが、ここで言いたいのは、そうした心のあり方の話ではなくて、人間の日々の心の働きの中で、その人が、特に強くイメージしたり、願ったりしたような内容というのは、そうした霊的な世界、というよりも、一種の並行世界において、常に100パーセント、現実化することになっていたので、そうした精神の働きによって、人間というのは、本人が意識しているかどうかはともかくとして、本当は、遥か昔の時代から非常にたくさんの世界での体験を、過去、現在、未来といった一切の時間的な制約に縛られることなく、常にほぼ並行的に同時に体験し続けることができるような非常に多次元的な生命存在だったということなのです。

 それゆえ近未来の世界になると多くの人々が、人間のこうした不思議な精神の働きというものを、だんだん自然に理解するようになってゆくので、その結果、多くの人々は、こうした精神の不思議な働きを活用して、過去、現在、未来のいろいろな時代における自分自身のすべての体験や、あるいは、それ以外のいろいろな並行世界における自分自身のすべての体験をうまく統合して、「本当に幸福で満たされた自分とは、一体、どのような存在なのか」ということを、現代人の感覚で言うと、まるで自分の好きな映画を何本も観るような感覚でもって、いろいろな自分の意識の変化を楽しみながら、どんどん探求するような世界になってゆくということなのです。

 このようにアセンション後の世界では、過去、現在、未来といった時間の概念というのは、だんだん多くの人々の間で、かなり大きく変化してゆくようになるということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年9月29日 9:27 PM, 時間と空間の秘密



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