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地球の歴史が、この宇宙全体の歴史のひな形になっている

 今回は、物質世界の時間についての説明の4回目になります。

 

 前回まで、二つの観点から述べたように物質世界の時間の特性としては、永遠に行ったり来たりを繰り返している往復系、もしくは、回転系になっているということであるのですが、このように未来に進んでゆく時間の流れがあって、その反対に過去に流れてゆく時間の流れがあるとすると、その出発点や終点というか、折り返し地点に当たる、かなりはっきりとした「時間の節目(ふしめ)」のような場所があるのではないか、ということを、すでに考えられている方もいるのではないか、と私は思うのですが、それは全くその通りで、その明らかな時間の節目に当たっているのは、普通、私達のいる物質世界では、この宇宙の始まりと、この宇宙の終わりということになるのですが、ところが、これが不思議なことに高次元の視点から見た場合は、その出発点と終着点というのが、完全に一つにつながった全く同じ一点の時空間のセットのように見える物質世界の領域になっていて、それが驚くべきことに現在、私達地球人が認識している、この地球の歴史世界そのものになっているということなのです。

 つまり高次元の世界から見ると、この地球の歴史というのは、まるで永遠の過去から永遠の未来に至るまで一セットにつながった一種の時空間の複合体のように見えるということなのですが、そうしたこの地球の歴史の中のいろいろな時代の過去の一点や、いろいろな時代の未来の一点というのが、今述べたような時空間のセットの中での未来に向かう時間の出発点になっていたり、あるいは、過去に向かう時間の終着点になっていたりするにも関わらず、これは高次元から見ると非常に不思議なことであるのですが、なぜか、この地球の時空間の複合体の中では、そうした時間の始まりの出発点がしょっちゅう、いろいろな原因で、ころころ不安定に変わり続けていたり、あるいは、そうした時間の終わりの終着点がしょっちゅう、いろいろな原因で、ころころ不安定に変わり続けていて、そのたびにいろいろ違った過去から未来への歴史の世界(ちょっと難しい言葉だと「時空連続体」とも言いますが)が無数に生成されたり、消滅したりしているなどというように、実は、この地球系の時空間のセットというのは、かなり複雑、というより、もっとはっきり言うと、外部の世界から見ると、何が何だか全くよく分からないような非常に混乱した時空間の複合体のような世界になっているということなのです。

 

 続く・・・

 

 追伸

 前回の説明で、少し分かってきた方も多いのではないか、と私は思うのですが、要するになぜ、ある程度、霊的な能力を持っているような人でも、そうした暗闇の勢力の連中が、一体どこにいて、どのような活動をしているのかということが、今までよく分からなかったのか、ということの理由の一つというのが、彼らは、この物質世界ではなく、時間的に見て、私達の前や後、つまり、未来の時間の辺りか、あるいは、過去の時間の辺りに彼らの活動拠点を設けて、私達の現在の時間の領域に対して、いろいろ干渉してくることが非常に多かったからなのです。

 ですから霊的な能力をお持ちの方は、もうすでに試したかもしれませんが、時間的に見て、前とか後の領域を探すと、彼らのやっていることは、意外と簡単に分かるようになるということです。

 

Cecye(セスィエ)

2010年9月8日 9:31 PM, おすすめ記事 / 時間と空間の秘密



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