Light Symbol

アセンション後の世界では、統合的な霊的宇宙的な真理、もしくは、科学の下に世界中の宗教が、だんだん統合されるようになってゆく

 現在の地球には、数十億もの大信者数を抱えるような世界宗教から、その国や民族のみを中心に信仰されている民俗宗教や小さな新興宗教の類に至るまで非常に数多くの種類があるのですが、アセンション後の世界においては、こうした地球上のさまざまな宗教というのは、だんだん時間を隔てるにつれて、統合されてゆき、やがて、「霊的宇宙的な真理、もしくは、科学」のようなものに統合されてゆくようになってゆきます。

 この霊的宇宙的真理、もしくは、科学というのは、まず第一に「神」とか、「キリスト」とか、「アッラー」とか、「仏陀」といった、これまでの地球上の主だった宗教における超越的存在に関する概念というものを、霊的宇宙的な真理の下に統合し、この宇宙を創られた唯一にして、至高の偉大な光の創造主に対する信仰を中心にまとめられた統合的な光の真理、もしくは、統合的な光の科学のような内容になります。

 

 第二には、これは、まだアセンションしていない現時点では、ほとんど空想や夢物語のような内容になってしまうのですが、現在、この物質世界で肉体的な生活を送っている大多数の人々は、現在の感覚で言うと、まるで霊的世界に住む「霊体」のような体の状態に変わって、やがて、そうしたアセンション後の世界では、そうした霊的な体での人生生活を送るようになる、ということなのです。

 それゆえ、そうしたアセンション後の世界においては、現在の物質世界に対して、最高に適合した形の現在の地球のような宗教形態ではなく、そうした霊的な体の活動に最高に適合した形の、現在の感覚で言うと、非常に霊的な形の宗教形態に、やがて、この地球上の主だった宗教は、すべて大変化してゆくことになる、ということなのです。

 

 それから、第三には、これは、現在の地球上の宗教の常識としては、なかなか受け入れられないような内容になるのではないか、と私は思うのですが、こうした未来の地球における統合的真理においては、現在の地球の宗教や日常生活に蔓延しているような、「いついつまで○○していれば、そのうち、○○してもらえるから、それまでは歯を食いしばってでも、しっかりと我慢して、努力し続けなさい」、というような、ひたすら何らかの将来のご褒美をもらうために、どこまでも我慢し続ける、とか、本当は嫌なことなのだけれど、いつまでもやり続けなくてはならない、というような、いわゆる、我慢型や隷属型の宗教形態というのは、だんだん姿を消してゆき、そうではなく、その反対に、「常に少しでも楽しい幸福なことを選択して、行動しなさい」、とか、「嫌なことをすることや、させられることは、他人に対しても自分に対しても罪なことなので、できるだけ、そうしたことは避けて、自分が精神的にも肉体的にも、最高に楽しい心地よいと思えるようなことをしなさい」、などというような、一昔前の宗教から言うと、ほとんど悪魔の戯言と言われて、一刀両断されるような宗教的な教えや人生の指針が、やがて、そうしたアセンション後の世界においては、まるで当たり前の世界の常識のような扱いにだんだん変わってゆく、ということなのです。

 

 このようにアセンション後の世界においては、やがて、現在の地球の宗教の常識とは全く違った、言ってみれば、一種の幸福至上主義のような霊的宇宙的真理、もしくは、科学のような世界的な統合宗教の時代にだんだん移り変わってゆく、ということなのです。

 

Cecye(セスィエ)

2010年7月1日 11:33 PM, アセンション後の世界 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳



«

»

おすすめ記事

過去の記事