客観的に見る限り、そうした時代は、ものすごく活気のある大きな経済成長の時代ではあるのですが、それと同時に、以前の時代には、全く考えられなかったような不正や汚職や腐敗や堕落が、社会のあちこちに見られるようになります。 […]
それでは、こうした社会の状況に対して、いったいどのような根本的な対策を立てればいいのか、というと、だいたい、次のような二つのことが言えます。 ①急激に経済が成長する時代には、多くの人々の間で、お金の感覚が […]
そうすると、ここで不思議なことが起きるのですが、政府の表向きのアナウンスとしては、多くの人々に普通の生産活動をしてもらって、国の経済基盤をうまく支えていてもらわないと、そうしたお金の価値の維持がしっかり行えないために、 […]
2、その国の経済が急成長する時代には、わりと短期間のうちに、お金や財産の性質が、著しく大変化してゆくことがあるので、注意が必要である 二つめは、これは、少し前にも述べたことがあるのですが、実は、少し昔の封建主義的な社会 […]
これが傍目に見ていると、まるで大金の賄賂や接待が、ものすごく功をそうして、そうした大事業が、あちこちの企業や地方に回ってきたように見えるようなところもあるのですが、ところが、たいていの国の政治では、意外と冷静な目で、そ […]
さて、それでは、こうした社会のあり方に関して、いったい何が問題であったのか、というと、これはそうした社会の中に長年住んでいると、はっきり言って、ほとんど客観的には、よく理解できないような話になることが多いのですが、大ま […]
2、高度成長期に台頭してくる、新たな指導者や富裕層の人々を中心とする経済的な大変化について 二つめは、今度は、そうした民主化や近代化が始まってから、しばらく経ち、国全体が、経済的に、だんだん非常に豊かになり始めた頃に台 […]
民主化や近代化の際に、非常に複雑に交錯しがちな四つの利害関係について ここから現代の人々としては、まだ、あまりはっきりと理解できていないことが多いと思われるような、民主化や近代化についての少し変わった話をしてみたいと思 […]
つまり、国家の近代化の初期の段階では、何となく、見た目や気分としては、一見、軍人や警察は、いつも服装はきっちりしているし、動作もキビキビしているし、また、武器を持っている上に組織もしっかりしているので、何となく、すごく […]
たいてい、そうした民主化や近代化の草創期には、どこの国でも、その国の人々が、これまで一度も手に取ったことのないような様々な武器を持って、国防や治安のための軍隊や警察が作られることが多いのですが、ここで問題なのは、こうし […]
今回から現代人にとっては、最もごちゃごちゃしていて、何だかよくわからない印象を持つことが多い、国の民主化や近代化の草創期によく起きがちな問題と、その解決策について述べてみたいと思います。 民主化や近代化の […]
⑩言葉によるコミュニケーションでは、時々、実際の事実ではない、また本当の気持ちではない、嘘や間違いや飾りが入り混ざることがあるので、注意が必要である 十っこめは、これは世間では、時々、大きな問題になっているような話にな […]
④それぞれの人の教養や専門知識の差によって、一つ一つの物事や言葉に対する理解や考え方には、かなり大きな差があるものである 四つめは、さらにもう少し難しい観点になってくるのですが、それが、いわゆる、それぞれの人の教養や専 […]
ここに現代であると、さらに微妙でややこしい問題が生じてくるので、これも例をあげて説明したいと思うのですが、例えば、それほど美男美女でない人であっても、プロのメイクや映像技術者の手を借りれば、それなりの美男美女に見えるよ […]
2016年3月25日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 教育 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ
3、できるだけ冷静かつ客観的に霊的な真実を追い求めることの重要性について 三つめは、現在の段階では、スピリチュアルなことがわかる人とわからない人がいるなどというように多くの人々の間で、霊的なことに関しては、かなり大きな […]
2016年3月24日 9:04 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 教育 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ
そして五つめは、これは少し難しい概念になるかもしれないのですが、実は、これまでの時代の国家の主権には、かなり不思議な霊的なカラクリのようなものがあって、それは地上の世界の一部の権力者のような人々が、宗教的、政治的、法律 […]
四つめは、これはさらに難しい概念になるのですが、実は、この主権という概念には、元々かなり責任が曖昧なところがあって、これは昔の時代劇などを観るとわかると思うのですが、よく昔の時代の国の統治では、統治者のミスで失敗したこ […]
それから三つめは、これは少し難しい話になるのですが、国の主権という概念には少し難しい要素があって、これはどこの国であってもほとんど同じであると思うのですが、その国の国内の人から見ても、また国外の人から見ても、一見この人 […]
二つめは、そうすると、ここで問題になるのは、そうした世襲制の君主が持っていた統治権とは、いったいどのようなものだったのか、ということになるのですが、大まかに言うと五つあるのですが、まず一つめは、そうした一定の広さの土地 […]
今回も「昔の大日本帝国憲法の問題点について」の補足の話です。 ※現在の日本国憲法では、「主権」は、国民にあることが明言されていますが、この主権の概念は多少複雑な意味があるようなので、ここでは少しだけその点 […]
それから四つめは、これも結構複雑なカラクリになっていることが多いのですが、特に政治や軍事や経済や学問に関わる分野に関しては、とにかくできるだけオープンな目標設定や客観的な評価ができるようにしておかないと、後であちこちで […]
三つめは、これは日本人は結構形に弱いので、すぐに騙されやすいトリックになるのですが、特に身分社会だと多いのですが、本当は下の身分の非常に優秀な人が考えたことを、あえて上の偉い人が作ったり、考えたり、命令したことにするこ […]
歴史上の話を学んだ際などに現代の日本人がよく騙されやすいと思われるような政治的なトリックについて、少しだけ述べておきたいと思います。 一つめは、歴史上の人物の誰かが、どこかの国や組織のトップであったにも関わらず、「こ […]
これは少し前にも述べたことがあるのですが、明治時代に作られた新たな天皇制は、明治時代の指導者達が元々予定していた天皇制のイメージというものを遥かに超えて、いつの間にか勝手に一人歩きして、現実の天皇という単なる一人の人間 […]
ところが、その後の日本では、国内ではそれなりに産業化や教育の面で成功するし、また隣国のかなりの大国にも次々と戦争で勝利して、当時の日本の防衛に成功するどころか、国際社会でそこそこの地位を得られるような立場に立ってゆくと […]
ですから、これは現代でもまだあまりはっきりと理解されていないことが多いようなのですが、昔の大日本帝国や大日本帝国憲法のことを学ぶと、何となく「当時の日本も、戦後の日本とほぼ同じような日本人がいて、ほぼ同じような国家の運 […]
少しお休みになりましたが、前回の文章の続きです。 6、小さな藩連合国家ではなく、また国民一人一人の自由と幸福の上に成り立つ国民国家でもなく、天皇を中心にした究極の国家主義を目指した「大日本帝国憲法」の効用 […]
それから三つめは、これはさらに問題なのですが、実は、大日本帝国憲法には非常に大きな問題があって、それは、いくら表向きは国民の言論の自由や政治活動の自由を保障しているといっても、それは先ほども述べたように常に大日本帝国憲 […]
二つめは、これはあまり考えたことのある人は少ないかもしれないのですが、大日本帝国の場合、明治時代の国是をそのまま発展させてゆくと、富国強兵や殖産興業で国内を発展させつつ、できれば近隣に少しでも欧米と肩を並べるような併合 […]
ところが、ここで問題なのは、この大日本帝国憲法に基づく大日本帝国は、次のような三つの点で常にあっちに揺れたかと思うと、今度はこっちに揺れるというような究極のアンバランス国家になりやすいというような非常に大きな大問題を抱 […]
それから二つめは、これも非常に不思議な話になるのですが、実は、大日本帝国憲法には、ある意味で一種の宗教経典なのではないかと思われるような非常に不思議な特色があって、それが大日本帝国憲法の前文に述べられているような内容に […]
5、日本の明治時代特有の事情を背景に成立した「大日本帝国憲法」は、時代の変化と共に、やがて日本の国情にも世界の情勢にも全く合わないにも関わらず、ほぼ変更不可能な時代遅れの憲法になっていった 第五には、ここからはある意味 […]
それから三つめは、これはさらにややこしい問題になるのですが、この大日本帝国の問題は、その時々の天皇にあまりにも大きな権威をもたせてしまっているために前近代的な国家がよく陥るような大問題、つまり何か政治上の問題を誰かが指 […]
4、大日本帝国憲法の場合、そもそも最初の時点から、その後の改正がほぼ不可能な改正不可能憲法になっているという非常に大きな問題があった 第四には、これはあまり指摘されることが少ないのですが、ここまで様々な形で述べてきたよ […]
二つめは、これはさらにもう少しややこしい話になるのですが、実は、明治時代に作られた大日本帝国憲法には非常に大きな欠陥があって、一見非常にしっかりした憲法の作りにはなってはいるのですが、よく文面を読んでみると、例えば、「 […]
3、そもそも最初の時点から昔の大日本帝国憲法では、憲法の発布の方法や天皇と実務担当者の曖昧さの点で、かなり大きな欠陥があった 第三には、これはかなり変わった指摘になると思われるのですが、実は、大日本帝国憲法には、こうし […]
それから三つめは、これもかなり問題が多いのですが、とにかく大日本帝国憲法には致命的な問題点があって、それは何となく「大日本帝国憲法」という憲法自体がものすごく立派で尊い完成されたもののようなイメージがするのですが、とこ […]
二つめは、これもよく指摘される話になるのですが、明治時代の日本は、海外からの侵略の脅威を受けながら、国内でもあちこちでかなり大きな反対運動が巻き起こりそうな非常に急進的な欧米化路線を突き進んでいたために、はっきり言うと […]
2、今日の日本人の目から見ると、「不磨の大典」と呼ばれた「大日本帝国憲法」の憲法としての仕上がりは、それほど高いものとは言えないようなところがある 第二には、これは非常にめずらしい指摘になると思うのですが、よく教科書や […]
現在の日本国憲法が施行される前には、みなさんもよくご存知の一時は「不磨の大典」(完全に完成された大憲法のような意味だと思われます)とも言われた「大日本帝国憲法」という憲法に基づいて日本の統治が行われていたわけなのですが […]
少し前に書いていた文章の補足です。 ※これはあまり指摘する人が少ないような話になるのですが、一般にヨーロッパで発達した「立憲君主制」と呼ばれるような政治上の仕組みは、どちらかというと少し前の時代によくあり […]
③現代の辺りの時代を過渡期にして、多くの人々は、お金や物質的豊かさよりも、だんだん自分の人生の時間や経験や精神的な満足度の方に、より高い価値を感じるようになってゆく 三つめは、これは少し不思議な話になるのですが、実は、 […]
二つめは、これはあまり考えたことがないかもしれないのですが、どうも人間というのは、他の生物であれば、その時点で十分に満足してしまいそうなものになかなか満足せずに、「こうやったら、もっと良いかな?」とか、「こうやったら、 […]
3、そもそも人間のような知的で創造性の高い生物は、生来的に常に新たな遊びや楽しみを追い求め続けるような性質があるようなところがある 三つめは、これは少し変わった指摘になるのですが、実は、多くの人々の深い信念や思い込みと […]
③豊かな社会になると、あちこちで、さらにより優れたおいしさや楽しさや面白さや便利さや快適さを求められるようになり、そうした新たな製品やサービスやシステムが溢れかえるようになってゆく 三つめは、これも日本のような先進国で […]
②社会全体が豊かになってゆくと、産業構造の変化により多くの人々が、よりスマートで洗練された仕事のスタイルに変化してゆくようなところがある 二つめは、これは日本のような先進国では、現在も、まるで当然のように起き続けている […]
2、政治や経済の進歩によって、多くの人々は、一昔前の時代のような過酷な重労働の職業や人生のあり方から、だんだん開放されてゆき、より高度で洗練された職業や人生のあり方に大きく変化してきている 二つめは、これはあまり考えた […]
今回から「職業と人生」の話の続きになります。 2、現代の辺りの時代を一つの過渡期として、地球上の人類は、だんだん楽しみや遊びを主な仕事や人生の中心にするようになってゆく 第二には、これは現代人にとっては […]
第十には、これはあまりはっきり言わない人が多いかもしれないのですが、戦前戦中までの大日本帝国が、いくら当時の世界で最新の欧米の制度や技術や文化を取り入れて近代化を行っていたとしても、結局、なんだかんだ言っても天皇制を初 […]
第九には、あと、現代でも多くの日本人が、何となく凄かったのではないかと思い込んでしまうものに、戦前戦中の大日本帝国の戦艦や戦闘機のような軍備(代表例、「戦艦大和」や「零戦」など)があるのではないかと思うのですが、これは […]
