もう少し現在、特にアメリカに関係している霊的、異次元世界からの影響について、述べてみたいと思うのですが、最近のトランプ氏や、彼の側近の人々の言動を聞いているとある程度わかると思うのですが、どちらかと言うと、多くの国々の間により大きな緊張関係をつくろうとしたり、国々の間の和を割いて、分断してゆこうとしたり、また場合によっては、アメリカ合衆国自体の国力を弱めるような言動も、時折見受けられるような状況になってきているようです。
世界規模の自由貿易体制の大切さについて
それで、こうした状況と、今から百年ぐらい昔の世界の状況を比較しながら、現在の世界の問題点や注意点について、考えてみたいと思うのですが、まず一つめは、おそらく今後もトランプ氏は、様々な多少過激な政策で、なんとかアメリカの国力を高めようとしてゆくのではないか、と思われます。
そして、そうしたアメリカの政治状況において、世界中の他の国々の立場としては、合わせられるものは合わせようとするでしょうし、また無理なものは無理と断ってゆくしかないような状況になるのではないか、と思われます。
それで単純に言って、百年前の経済的な教訓としては、アメリカが高い関税をかけた場合、世界中の他の国々としては、自国の産業を守るために必要な関税政策はあるとは思うのですが、できるだけ自由貿易の体制を維持して、百年前のように世界中のあちこちに経済ブロックができたことによって、軍事的な冒険主義に賭けなければならなくなるような国が出てこないように、世界的な規模でお互いに協力し合うことが、とても大切になります。
また現在、ヨーロッパでは、極右勢力の台頭の問題が出てきているようなのですが、私は、いくら理想的な人道主義を唱えていても、現実にそれぞれの国の中で、昔から国民であった大勢の人々が生活上の大きな問題を抱えるようになってしまった場合には、ある程度、上手に共存できる程度の移民の人数に調整するか、あるいは、制度上、生活上の工夫をすることは、どうしても必要になるのではないか、と感じております。
しかし、昔もヨーロッパでは、大きな戦争が起きたことがあったので、そうしたそれぞれの国の事情はあったとしても、現在のEUのようなヨーロッパ全体の大きなまとまりは、絶対に崩さないようにすることがとても大事なのではないか、と感じております。
Cecye(セスィエ)
2025年3月1日 9:33 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事