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2025年以降のアメリカの政治動向について Part 6

移民や難民の問題について

 移民の問題については、前にも述べたことがあるのですが、かなり簡単にまとめて述べると、その国の労働力が不足していたり、食料事情や住環境などに余裕がある場合には、その内容や程度に応じて、移民を受け入れることが、その国の様々な問題を解決したり、経済的な豊かさをもたらしてくれることがあります。

 しかし、その一方で、その国で失業率が高くなっていたり、食料事情や住環境などにあまり余裕がない状態で、大勢の移民が受け入れてしまうと、そうした人々に仕事を奪われて、失業する人がさらに増えたり、犯罪が増えて、社会が荒れてしまうことがあります。

 ですので、これは本当にそれぞれの国や地域ごとにかなり大きな違いがあると思われるのですが、それぞれの国の事情によって、いったい、どの程度の人数、どんな能力や種類の人々を受け入れられるのか、あるいは、受け入れられないのか、ということには、かなり大きな違いがあるようです。

 ただアメリカの場合、主にヨーロッパからの移民の人々が現在のアメリカの礎をつくり、そして、その後もアメリカの発展を支えてきたようなところがあるので、はっきり言ってしまうと、アメリカ人にとって、移民を受け入れることは、もう国の非常に重要なポリシーになってしまっているようなところもあるわけです。

 それゆえ、これまでのアメリカの民主党政権では、かなり移民に寛大な政策をとっていたようなのですが(途中から、だんだん変更していたようですが・・・)、その一方でアメリカの州によっては、現在の時点では、もう移民を受け入れることに対して、かなり問題が多いと感じていることもあったようなので、そうした現在の状況への認識の違いが、今回の選挙でも大きな争点の一つになっていたようです。

 しかし、アメリカは移民の国であるとは言っても、昔からアメリカの国内外の社会の状況に応じて、たくさん移民を受け入れたり、逆に制限したりしてきたようであるし、また世界中、どの国もそうしたことは、それぞれの国の事情によって、判断していることなので、基本的にそうしたことは、アメリカ国民が選んだ政治家が、その時々の国内外の状況を見ながら、大局的に判断してゆくような内容になるのではないか、と思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2024年11月29日 9:03 PM, おすすめ記事 / 人生観、世界観 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化



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