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霊的な観点から見た現在のアメリカ大統領選挙の動向について Part 28

トランプ氏の支持者の人々の精神世界について

 それで現在のアメリカのトランプ氏の支持者の人々の様子を見ていて、とても気になることがあるのですが、トランプ氏の支持者の人々は、「トランプ氏が大統領にならないと大変なことになる」「世の中には、とんでもない大変な問題がたくさんあって、自分達が何かをやり遂げないといけないんだ」などというように考えていることが多いようです。

 しかし、少し冷静に振り返ってみてもらいたいのですが、2015年の大統領選の時にも、「不法移民が押し寄せて、大変だ」「とんでもないディープ・ステイトの陰謀があるんだ」などというように、要するに「現在のアメリカや世界には、とんでもない大変な問題がたくさんあって、トランプ氏が大統領になれば、すべてうまくいく」「トランプ氏が大統領にならないと、とてつもなく大変なことになってしまう」などというような話を聞いているうちに多くの人々が、彼の選挙運動に巻き込まれていったようなところがあったわけです。

 そうすると現在もトランプ氏の選挙運動によって、多くの人々が非常に盛り上がっているのはよくわかるのですが、ただ、そうした状況を客観的に見ると精神的には、「何かやらないといけない」というような強い使命感を感じていると同時に、何かとても追い詰められた状態にもなってしまっていて、はっきり言ってしまうと精神的には、ちょっとした強迫的な心理状態になってしまっていることが多いようにも見受けられるのです(精神的には、何かにひどく脅迫されているような感覚とも、ほとんど同じように感じられます)。

 そうすると当然、トランプ氏の支持者の人々の中には、時々、周りの人々から「ああ、あのトランプ氏の話ね」「でも、あなた、そんな話信じなくてもいいんじゃない?」「普通に暮らしてる私達のどこが危険なの?」などというような指摘を受けることも多いようなので、彼らは、そうした形で自分達に反対意見を言う人々に対しては、かなり心を閉ざして、警戒するような状況になっていることも多いようです。

 

トランプ氏の作り出す集団心理の世界と、霊的、異次元的な存在達からの影響について

 ここで一つ言いたいことがあるのですが、要するにトランプ氏の語る話は、ギュッと心をつかむような非常に説得力のある話がある一方で、実際のところ、真偽については、何だかよくわからないにも関わらず、かなり切実な形で多くの人々を怖がらせたり、不安にさせたり、驚かせたり、怒らせたりするような話が、どんどん尾ひれはひれをつけて多くなってゆくようなところがあるのですが、ところが現実には、ほとんど、あまり解決できないような内容も多いようなのです。

 つまり、はっきり言ってしまうと、これはトランプ氏が作り出した、ちょっとかなり怖いアメリカや世界の大問題のような話を、多くの人々で一緒に強く共感しながら、深く信じ込み続けてゆくような、言ってみれば、非常に大人数の集団で、昨今流行りの没入体験型のアトラクション(どちらかと言うとデンジャラス・ゾーン?)のようなものに加わっているのと、あまり違いがないのではないか、というようにも思われるのです。

 ところが、ここで問題なのは、そうした集団的な没入体験の世界に一度深く入り込んでしまうと、そうした内容を否定したり、そうした世界から出ようとすると、目に見えない非常に大きな存在からの強い圧を感じたり、強い恐怖心を感じたり、さらには胸の辺りがざわざわとして落ち着かなくなったり、何となく強い痛みを感じてくるもあるようなので、はっきり言ってしまうと、そうした運動の渦の中心になっているトランプ氏自身も含めて、かなり数多くの人々が、なかなか離れられなくなってしまうところがあるようなのです。

※霊的に合わせているので、こうした文章を書いていても、そうした圧や痛みを感じます。逆にハリス氏や民主党の選挙活動については、そうした感覚はあまり感じられません。ただしトランプ氏が大統領になったら、以前と同じような大混乱が起きそうなので、かなり強い危機感を持っているとは思いますが・・・。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2024年11月3日 8:34 AM, スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 時間と空間の秘密 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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