なんだかんだ言って、ロシアの人々は、欧米の文化がとても気に入っていたのではないだろうか
それでは、もっと大きな霊的な観点から見ると、いったいどのようなことが言えるのか、というと、どうもプーチン氏らのロシアの指導者の人々の発言を聞いていると、欧米の国々を非常に敵視しているように見えるのですが、しかし、その一方でロシアの文化を見てみると、誰がどう見ても建物や芸術、思想や生活、それから軍隊の兵器に至るまで、欧米の文化の影響を非常に大きく受けているだけでなく、さらには、そうした欧米の文化を元につくり上げられたロシアの文化を、ロシア人自身もとても誇りに思っていたり、気に入っていたりするようにも見えるわけです。
それでは、霊的に見ると、いったいどのようなことが言えるのか、というと、だいたいロシアの西側からヨーロッパの東側の辺りにかけて、現在においても燦然と光り輝いているようにも見える、天帝(皇帝)のような存在を中心にした帝国主義的な霊的なエネルギーが、かなり強く働きかけているようなのですが、ところがそれと同時に、まるで目に見えない大きな壁でもあるかのように、東西で大きく二つに分断してゆこうとするような分断や対立のエネルギーや、さらには何かにつけて、お互いに反対の立場をとらせようとするような反世界的なエネルギーも強く働きかけているところがあったようです。
それゆえ、プーチン氏の思想では、非常に大きなユーラシア大陸的な統合を説いているにも関わらず、なぜか欧米とは強く対立したり、対抗しようとするような考え方を、どうしてもとってゆきやすいところがあったようです。
現在、アセンションの過程で、こうした、かつて一世を風靡していた帝国主義的な霊的なエネルギーの働きかけは、だんだん少なくなってゆきつつあるようです。
Cecye(セスィエ)
2024年10月23日 9:33 PM, キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 軍事