6、それぞれの人の間の信頼や依存の加減に注意して、できるだけ多くの人々が最も幸福に調和した人間関係を築けるように心がけてゆくことがとても大事である
六つめは、人間というのは、どうしても他の人に依存しすぎたり、また逆に他の人に依存させすぎてしまったり、あるいは、他の人を信用できずに自分で何でもやろうとしすぎたり、また逆に他の人を信用しすぎて、本当は自分がしっかりやるべきことをやらずに逃げようとしたり、さらには何でも他の人のせいにして、自分は何もせずに誤魔化そうとしてしまうようなことすらあるわけです。
つまり人間というのは、たくさんの人々によって成り立つ人間の社会の中で生きているものなのですが、そうすると、どうしても自分と他の人々との間の人間関係が、いろいろと複雑にややこしくなってきて、お互いに頼ったり頼られたりする関係や、自分がしっかりやるべきことと、それぞれの人がしっかりやるべきことの関係や、さらには、そうしたことがうまくいったり、いかなかったりした際の責任関係がごちゃごちゃになってきてしまいやすいようなところがあるのです。
それゆえ、たとえ、それぞれの人にそれぞれの人が置かれた役割や立場の違いや、性格や能力や経験などの違いがあるとしても、お互いにできるだけしっかりした信頼関係を築いて、自分がしっかりやるべきことはしっかりこなすようにするけれども、それと同時にそれぞれの人にやってもらえることがあれば、きっちりやってもらうようにしたりして、それぞれの人が、それぞれの人の役割や責任を十分に果たす中で、できるだけ多くの人々の苦しみが小さく、そして多くの人々の幸福が大きくなるような調和した人間関係を築いてゆくことが、とても大事になるのではないか、ということです。
Cecye(セスィエ)
2024年3月20日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 愛について / 現在のアセンションの状況 / 瞑想 / 知恵、正しさ / 社会、文化