③もし科学的な考え方だけでは、どうにもうまくいかない場合には、霊的、異次元的な存在達の活動に想いを馳せてみると、かなり意外な気づきや、問題解決のためのヒントが得られるかもしれない
それから三つめは、これも昔の人は、かなり気をつかっていた内容であるにも関わらず、現代人は、ほとんど気にしなくなってしまった内容になるのですが、かなり大まかにまとめて述べると、だいたい次のようなことが言えます。
昔は、現代のようにたくさんの物に囲まれた豊かな生活を送っているわけではなかったので、それゆえ昔の人々は、一つ一つの物は、どんな人達が、どれほどの手間暇をかけて、作ったものなのか、また、どんな木や草を元にして作られているのか、あるいは、どんな生き物の骨や皮を材料にして作られているのか、などというようなことを、かなりしみじみとした感じでしっかり理解しながら、身の回りにある一つ一つの物を非常に大事に使っていました。
ですので、昔の人々は、「この道具は、ものすごく大変な手間暇をかけて作られた、とても貴重なものなので、できるだけ、しっかり大切に使ってゆかないと・・・」「この着物は、あの地方の人達が丹精込めて作った非常に高いものなので、なるべく汚さないように大事に着てゆかないと・・・」「これはある生き物の骨や皮で作られたものなので、大事にしないとな・・・」などというような感じで、身の回りにある一つ一つの物の作り手の人々の苦労した様子や、一つ一つの材料や作り方にまつわるエピソードや、さらには、それらを苦労して、手に入れた経緯などを毎日心に浮かべて、一つ一つの物と真剣に向き合いながら、生きていたようなところがあったわけです。
Cecye(セスィエ)
2023年8月1日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済