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世界規模の情報化社会の進展と、人間の幸福について Part 12

現在のような世界規模の非常に高度な情報化社会における最も賢明な生き方について

 それでは、こうした現在のような世界規模の非常に高度な情報化社会において、いったい、どのように生きてゆくのが、最も賢明であると言えるのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。

 

1、いつも受け身で情報を受け続けてゆくだけでなく、特に自分が興味を持ったり、強い疑問や、何らかの必要性を感じた内容については、自分で能動的に調べたり、学んだりするような時間をとってゆく

 まず一つめは、どんな人であっても、現在のような世界規模の高度な情報化社会の中において、ずっと受け身で一方的にたくさんの情報を受け続けていると、どうしても世の中のことがわかっているようで、よくわからなくなってくるようなところがあるのではないか、と思われます。

 それゆえ私は、自分の時間をうまく整理して、常に受け身の立場で情報を得てゆくだけでなく、できれば、特に自分が興味を持ったり、強く疑問を感じたり、何らかの必要性を感じた内容などについては、一日のうち、10分、20分程度の短い時間でもよいし、また簡単に理解する程度でも構わないので、自分である程度、能動的に調べたり、学んだりするような時間をとった方がよいのではないか、というように考えています。

 それというのは、要するに、いつもあまり何も知らずにニュースなどを見続けていると、「わあ、そんなことがあったのか!」「へえ、そうなのか・・・」「これって、ずいぶん変わった話だなあ・・・」などというような感じで、はっきり言ってしまうと、いつも世の中の動きに一方的に振り回されるような感覚になることが多いように思われるからです。

 しかし自分なりによく調べたり、よく学んだりして、ある程度まとまった知識や経験を持っている内容に関しては、「ああ、それはよく知ってる・・・」「これは前から知ってる内容とは、少し違った話だな」「こういう出来事が起きる場合には、多分、こんな事情なんだろうな・・・」「みんなは驚いているかもしれないけど、これは自分としては、予想の範囲内の出来事だから、それほど驚かないな・・・」などというような感じで、要するにそれほど世の中の動きに大きく振り回されずに、ある程度、冷静に自分の学業や仕事や生活を主体的にコントロールしてゆけるようになるようなところがあるのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2023年4月17日 9:03 PM, 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済



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