これまで数十年以上に渡って、現在の世界の国々では、世界中の国々から様々な資源や農作物や工業製品などを輸入して、国民や企業が、より安い値段で、たくさんの資源や食料品や工業製品などを自由に手に入れられるようにすると共に、自国内で作られた国際的に競争力のある資源や農作物や工業製品などを、世界中にたくさん輸出するような世界規模の経済体制になっていました。
ところが現在の世界は、これまでのような、わりと平和な世界の状況からは、かなり一変して、様々な国や地域で、非常に大きな天災や戦争や国同士の対立などが起きるようになってきたので、はっきり言ってしまうと、現在の世界の経済情勢としては、多少様々な商品の価格が高くなったとしても、世界のどこかの数少ない国や地域に、そうした資源や農作物や工業製品などの開発や生産を依存させすぎずに、例えば、同じ原材料や工業製品の輸出入であっても、どこか一箇所の国に集中させずに、二つ、三つとリスクを分散させるようにしておくとか、多少値段が上がっても、自国内で作れるものは、ある程度自国内で作り続けておくような対応が、とても大切になってきているようなのです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
