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カップルも子供達も家族も、最も幸せに過ごすための子育ての知恵について Part 15

 はっきり言って、こうした場合の解決策は、そう簡単には断言できないくらい、ちょっと複雑で難しい部分があるのですが、細かい話はともかくとして、大まかな解決のための参考になる提案を述べると次のような話になります。

 

①何らかの宗教やスピリチュアリズムのようなものを学んだり、実習したりして、少々何かあっても精神的にぐらつかないような冷静で落ち着いた寛容で愛情深い豊かな精神性を身につける

 まず第一には、これははっきり言って、かなり難しいのですが、霊的に見ても、この世的に見てもあまり問題が発生しないような(つまり世間との軋轢や衝突があまり発生しないような)、何らかの宗教やスピリチュアリズムのようなものを自分なりに学び、実習して、少々何かあっても精神的にぐらつかないような冷静で落ち着いた、そして、寛容で愛情の深い豊かな精神性を身につけることがとても大切になります(つまり、そう簡単に怒り出したり、泣き出したり、落ち込んだり、悲観してしまうような精神状態は、できるだけ避けなくてはならないということです)。

 

②他の人々の前で言ったことややったことはしっかり記憶しておき、その後も特に何の理由もない場合には、前と同じような言動をし続けるように心掛ける

 第二には、これはちょっと難しい人もいるかもしれないのですが、常に自分が他の人々の前で発言したり、行動したことはちゃんと記憶しておき、他の人々との関係においては、例えば、ある人の前でAという発言や行動をしたなら、基本的には次にもAという発言や行動の延長線上の発言や行動を同じようにし続けないといけないということです。

 ところが、前にはAという発言や行動をしたのに、今度は大して状況が変わったわけでもないのに、それとはあまりに違いすぎるBという発言や行動に変えてしまうとか、CやDという発言や行動に変えてしまうということになると、他の人々から見ると「この人は、言動がコロコロ変わるような信頼できない人だな」ということになるので、人間関係的にはかなり問題が起きてくる可能性が高いということです。

 ただし、これは何も機械やロボットのように生き続けることを意味しているわけではないので、もしその後、何らかの状況の変化によって、自分の発言や行動を変える必要性が生じたのであれば、その時点で相手にきっちりと理由を説明して、そして相手の同意を得た上で、そうした発言や行動を変えるのであれば、それは全く問題ないのではないかということです。

 これは特に子供の精神的な安定には非常に重要で、とにかく情緒不安定な子供の親を見ると、「さっきはこう言ったのに、今度はこう言って怒っている」とか、「さっきは、これはダメと言ったのに、今度は、これは良いと言って褒めている」などというように、その親の言動の一貫性が全く欠けていることがとても多いということです。

※当然のことですが、何か状況が変わった際には、それをきっちりと説明して、その理由が子供にも十分納得できるものであれば、それは別に問題ないということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年12月12日 9:03 PM, 結婚、家庭



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