四つめは、これは多少難しい問題になってくるのですが、たいてい、そうした宗教や哲学や思想などに関係する霊的、異次元的な影響の中には、わりと善良で親切な存在達の影響ばかりでなく、そうした宗教や哲学や思想などにおいて、強く敵対している様々な性格の霊的、異次元的な存在達の影響を受けることもあるようなのです。
※不思議な話ですが、それぞれの宗教や哲学や思想の立場によって、ある所で良いとされているものが、ある所では、とんでもない悪とされていることもあるようなので、こうした際の良し悪しの判断は、かなり難しいところがあるようです。
※霊的、異次元的に見ても、ある霊界や異次元世界で非常に良い存在とされているものが、別の霊界や異次元世界では、とても悪い存在のように感じられることがあったり、また逆にある霊界や異次元世界で、とても悪い存在とされているものが、別の霊界や異次元世界では、とても良い存在のように感じられることも、よくあるようです。ですので、特にこうした形で、霊的、異次元的に大きく異なっている存在達が、この物質世界において、お互いにたくさんの影響を与え合うようになると、現在の世界のように様々な状況において、いろいろ対立したり、混乱しやすい状況になってしまうこともあるようです。
それゆえ、これは少し不思議な話になるのですが、たとえ一見、非常に素晴らしい宗教や哲学や思想のように思われたとしても、そうした宗教や哲学や思想などに関わると、短期的には(それほど長期間であることは少ないようなのですが・・・)、逆に様々な霊的、異次元的な悪い存在達からの影響を受けて、要するに言葉を変えると、様々な霊的な試練を課されたり、多少厳しい修行的な状況に耐えなくてはならなくなるようなこともあるようなのです。
ですので、たとえ、本当に素晴らしい宗教や哲学や思想であったとしても、時には、そうしたものを強く信じたり、受け入れたりしている人々が、多少大変な状況に陥ることは十分あり得るし、また、そうした多少厳しい試練を乗り越えることによって、その人の霊的な成長が大きく促されたり、また長い意味では、かえって、より良い未来の状況になることもあり得るということは、ある程度、あらかじめ知っておいてもよい霊的な知恵であると言えるのかもしれません。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年9月10日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 瞑想 / 知恵、正しさ