おそらく、かなり多くの人々が、こうした経験をしたことがあると思うのですが、ただ、私達の経験から考えてみる限り、こうした意識の共鳴、あるいは、意識のグループ的な状態というのは、二十四時間、四六時中そうなっているようなことはほとんどなくて、たいていの場合は、ある時、ある状況では、そうした体験をすることもあるが、勉強や仕事や家事などで夢中になっていたりすると、だんだん、そうした感覚は薄くなってきて、それぞれの個人としての感覚や思考の方が強くなってくることが多いのではないか、というように思われます。
それでは、そうした状態には、いったい、どういう時になるのか、というと、例としては、母親と産まれたばかりの乳幼児の様子を見るとわかりやすいと思うのですが、要するにいつも一緒に過ごしている夫婦や恋人や、親子や兄弟姉妹などの家族や、それから友人や仕事仲間や、あるいは、人間ととても可愛がっている動物などとの間で、それぞれ強弱の違いはあるとは思うのですが、そうした意識の共鳴や、意識のグループ的な関係が生じることが多いようです。
ですので逆に言うと、たいてい、そうしたいつも側にいて、一緒に過ごすような人間関係でなくなると、そうした意識の共鳴や、意識のグループ的な関係は、だんだん弱くなることが多いように思われます。
Cecye(セスィエ)
2022年8月24日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密