それゆえ、そうした国の法律を明確に定めて、そうした法律に基づいた政治や社会の運営を行っている場合には、そうした法律に背いた行為をすると、被害を受けた人から訴えられたり、また警察などに摘発されて、罰されたり、社会的な制裁を受けたりすることになるのですが、逆に言うと、そうした法律に反しない行為は、基本的に自由ということになるので、そうした法律に触れない形で、それぞれの人がやりたいことや、それぞれの個人や企業が行いたい経済活動を自由に行なって、より健康で豊かで幸せな生活を送れるような社会の仕組みになっているわけです。
しかし、今から約90年近く前(1929年)に世界的な恐慌が起きると、その後、世界中の国々は、それぞれバラバラに国家や国民の繁栄や生き残りを賭けた取り組みを行うようになってゆきました。
当時は、人種差別や植民地支配などもあって、決して世界中の人々が良い政治状況に置かれているとは言えなかったようなところもあったので、その後、非常に独裁的かつ好戦的な国々が出てきて、次々と他の国々を侵略して、世界規模の大戦争に広がっていってしまいました。
それゆえ戦争が終わると、当時の戦勝国の国々が中心となって、その後も、そうした形で他の国々を侵略するような国々が、絶対に出てくることがないように、今日の「国連」が作られていった経緯があるわけです。
Cecye(セスィエ)
2022年8月3日 9:03 PM, 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事