このまま同じように説明していると、とてつもなく長い文章になってしまうので、ここでは、かなり手短かに要点だけを説明したいと思うのですが、要するに現在の世界の様子を見ていると、どちらかと言うと、今述べたようなロシア寄りの物の見方や、ロシアを応援したくなるような人々が、ある程度の人数いることは、私も理解はしています。
しかし、ここで単純な未来予測を述べると、そうした形で、現在のロシアがやっている侵略が正しいというような政治的な見方をする人々が、たくさん増えていったり、また、そうしたロシア寄りの国策を持つ国々が、たくさん増えてゆくと、おそらく今後の世界では、「それじゃあ、うちの国も隣の国とは、ずっと領土的には全然納得できていなかったので、これからは軍事力を行使して、侵略してもいいってことだな」とか、「じゃあ、弱そうな国があったら、武力や核兵器をチラつかせて恫喝して、こちらの要求を飲ませればいいってことだな」とか、「これからは食糧や資源を輸出しないぞと脅して、飢餓や経済的な困窮を起こして、世界中に自分の国の子分をたくさん作ってゆくような時代になったということだな」などというような感じで、場合によっては、本当に数年程度のうちに、これまでの基本的に平和や繁栄を基調としていた世界情勢の流れから、あっちでも戦争、こっちでも経済破綻、そっちでも飢餓などというような世界的な戦争や大混乱の時代に大きく様変わりしていってしまう可能性があるということなのです。
※霊的、異次元的には、現在までの世界の状況を、グニャッと大きくねじ曲げて、完全に正反対の状況に押し変えてゆこうとするような、かなり強い念力のようなエネルギーを感じます。何となく、胸の中などにそういう感覚を感じませんか?
また現在の世界は、昔よりも、かなり霊的な世界になっていて、非常に変化のスピードが速くなってきているので、はっきり言うと、現在、大多数の国々では、民主的な政治や、自由や人権が大切であると言われているのですが、今述べているような国際情勢の流れになってしまうと、多くの人々が思っているよりも、かなり早く、場合によっては、ほんの数年程度のうちに国際政治が分裂状況になって、世界のあちこちに独裁政権や軍事政権や、かなり強権的な全体主義的な政権の国々が現れてくる可能性も、現在、非常に高くなってきているのではないか、と思われます。
それから現在も世界中の民主主義の国々は、昔からよく言われているような民主制の問題、つまり選挙のたびに多くの人々が、その時々の気分や感覚で、政治家や政党を選んでしまうような問題を抱えています。
ですので、場合によっては、民主制であるがゆえに、そうした民主制の国々の政治が非常に不安定となり、いつの間にか、外国の独裁政権や軍事政権の強い圧力を受けたり、戦争を仕掛けられるような状況になってしまうようなことが起きたり、また、元々民主制の国々であっても、そうした形で、あまりにも不安定な政治や社会の状況が長く続いていってしまうと、やがて、いつの間にか独裁政権や軍事政権に変わっていってしまうようなことが起きることもあるので、現在、こうした問題は、かなり強く危惧されるような状況になってきているのではないか、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2022年6月22日 10:34 AM, 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事