※霊的、異次元的な意識の集合体の活動について
霊的、異次元的に見ると、今述べているような古代や中世の時代に築き上げられてきた「正邪」や「善悪」の価値観や、近現代に築かれてきた「正邪」や「善悪」の価値観のようなものは、非常に大勢の人々が、ほぼ無意識のレベルまで深く信じ込んでしまっているような、非常に大きな意識の集合体のように観察されます。
これの怖いところは、霊的、異次元的には、こうした非常に大きな意識のブロックのようなものが、非常に大勢の人々の意識の中に入り込んで、コントロールしようとしているにも関わらず、それぞれの人の感覚としては、まるで自分自身の自然な感情や感覚の通りに行動しているように考えていることが非常に多いことです。
ですので、こうした非常に大きな意識の集合体の影響を受けると、その人自身としては、その人が自然に感じたり、考えたりした通りの、ごくごく当たり前の言動をしているつもりであっても、いつの間にか、その人自身の感覚や記憶がすり替えられてゆくことも多いようなので、他の人々から見ていると、以前にその人が感じたり、考えたりしていたこととは、全く違う言動をするようになってしまうこともあるようです。
ところが、こうした霊的な影響を強く受けている場合には、もしそうした状況になっていたとしても、その人自身としては、全くわからなくなってしまうことも多いようなので、場合によっては、まるで周りの人々が、その人のことをバカにしたり、騙したりしようとしているように感じることもあるようです。
Cecye(セスィエ)
2022年5月2日 9:04 PM, インド思想、ヒンドゥー教 / おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 中国思想 / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 知恵、正しさ / 神道 / 自然、生命