その後は、世界中のあちこちで、たくさんの軍事的な衝突が起きてゆくような歴史の流れになってゆく可能性が高いのですが、実は、こうした人類の歴史は、今から百年前の時代にも、多少形は違いますが、似たような歴史の流れが起きていったことがあったのです。
20世紀の初めは、欧米では、政治的、軍事的には平和ムードで、非常に景気が良くて、文化的にもとても興隆していたのですが(当時は、ずっとそのまま世界が良くなり続けてゆくような感覚を持っている人々が多かったようです)、その後、なぜか多くの人々の希望とは全く違って、二度の世界規模の戦争や、スペイン風邪の猛威や大恐慌などで、いつの間にか次々と独裁制の国々や、国家主義や社会主義の国々や、軍事的な拡張路線の国々が登場していった歴史があるのです。
※日本でも、大正デモクラシーの時代から、いつの間にか、軍国主義の時代に大きく変わっていっています。
※ただし今回の日本の選挙では、事前の大方の予想と違って、そうではない未来に大きくシフトしたような政治の流れになっているのではないか、と思われます。
ですので、現在の世界の状況の場合、特に民衆の意見が、すぐに政治に反映されやすい民主主義の国々では、政治家の人々というよりも、大多数の普通の人々や、あるいは、そうした人々が意志決定する際に、非常に大きな影響を与えるマスコミやインターネット関係の人々は、かなり注意深く、自分達の政治的な立場をとるようにしておかないと、それほど遠い将来ではない段階において、国によっては、かなり混乱した政治や社会の状況になる可能性も高いので、非常に注意が必要なのではないか、と思われます。
Cecye(セスィエ)
2021年12月7日 9:04 PM, 予知、予言、未来予測 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済 / 軍事