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コロナと政治と、少し先の人類の未来について Part 1

 最近は日本では、大規模なワクチン接種の効果も大きいのでしょうが、コロナウイルスの感染に関しては、かなり落ち着いてきているようなところがあるのですが、現在も世界的には、コロナウイルス感染症の猛威は、まだまだ続いているようなところがあります。

 

1、コロナ禍と政治の関係について

 どうも世界中の国々の政治の様子を見ていると、コロナウイルスの感染者が増えると、なぜか八つ当たり的に、そうしたコロナウイルス感染症対策を主に行なっている政治家や政党の支持率が落ちる傾向があるようです。

 それというのは、たいてい、コロナ対策というと、特に自分に非があるわけでもないような大多数の大勢の人々が、政治や会社や学校や、マスコミなどから、「あれをやってください」「これをやってはいけません」などというように、かなり細かく注意を受けながら、非常に面倒臭いことを、たくさんやらなくてはいけなくなったり、また時には、他の人々から、とんでもなく怒られたり、責められたりするようなことが、非常に多くなってゆきがちなので、確かに多くの人々の間に、いろいろとたくさんの不満やストレスが溜まってゆきがちなのは、わからなくもないようなところがあります。

 ただ、ことコロナ対策に関しては、政治家にしても、専門家や役人の人々にしても、また病院などの治療に当たる人々にしても、はっきり言って、どれもこれも、すぐに対処しなくてはならないような非常に重要な仕事ばかりになるにも関わらず、特にこれと言ったノウハウが、はっきりとわかっていないようなケースがほとんどだったので、巷のベンチャー企業の立場と同じようにトライアンドエラーで、その時々において、政治や医療などの現場でできる最善の判断や行動を心がけながら、やってみて、よかったのであれば、とりあえず、その方向でやり続けてみるけれども、やってみて、ダメだったのであれば、それがわかり次第、すぐに違った判断や行動に切り替えるような対応しか、なかなかできないようなところがあったわけです。

 ですので、はっきり言って、野党にしろ、マスコミにしろ、ネットで影響力のある人々にしろ、いろいろ問題を取り上げたり、激しく批判したり、非難したりするようなことは、わりと簡単にできるとは思うのですが、私は、現在の状況を見ていると、はっきり言って、そうして問題を取り上げたり、激しく批判したり、非難しているような人々であっても、仮にそうした政治家や役人や、医療関係の人々と同じ状況に置かれていたのであれば、おそらく、ほぼ同じような判断や行動しかできないことが多かったのではないか、というように思うのです。

 ですので、現在のコロナ対策のように非常に危険で、しかも非常に緊急性も重要性も高いにも関わらず、はっきり言うと、あまりにも初めてのことばかりで、どこにも完璧なノウハウも、完璧な対応策もないようなケースに関しては、あまりにも無責任に一つ一つの問題点を、大袈裟に騒ぎ回ったり、激しい批判や非難を繰り返すような言動に関しては、少し冷静な態度で距離をとり、できるだけ冷静な分析や、事実に基づいた情報に絞って、自分なりの情報収集をして、いろいろな判断や行動をするようにしておかないと、結局、後になると、いろいろと問題が起きたり、間違いであったと後悔させられるような状況になることも多いようなので、非常に注意が必要なのではないか、というように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2021年10月29日 9:03 PM, おすすめ記事 / コラム / 人生観、世界観 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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